Wasurenagusa / ワスレナグサ 2020

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醸造方法

全て野生酵母による混醸、5キュヴェブレンドによる「冷やして楽しむ赤」 。
全体の40%は全房プレス(一部オーク樽醗酵)、45%は一部全房で10日間のマセレーション。
残りはカーボニック・マセレーションおよび除梗し31日間のマセレーション。
ステンレスタンクで9ヶ月熟成しボトリング。
ノンフィルター、清澄剤および酸化防止剤を含む添加物は全て不使用。

ワイン情報

ピノ・ノワールを主体に数%のリースリングを混醸させたスルスル・ぐびぐび系の赤。
「飲みやすさを追求したペーパーバックプリンセスの経験と、ワインは食事と一緒に味わって欲しいと考えるフードワインとしての追求となる九能ワインレーベルの“間”を醸造してみました。」
と中野さんが語るように、非常に滑らかな口当たりで、醸造家の言葉通りドリンカビリティと複雑さのバランスが絶妙なラインを捉えています。
気づいたら一本空いてしまうスルスル系の赤、ぜひお食事と合わせてください!

※日本割当 600本

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

期待の日本人若手醸造家 Yuki Nakano / 中野 雄揮氏によるワインプロジェクト。
中野氏は京都府相楽郡精華町出身。(生まれは奈良とのこと)
大学時代の留学で訪れたオーストラリアでワインに触れる。
大学卒業後、大阪のフレンチ、イタリアンで勤務する傍ら2015年からワイン醸造をスタート。
醸造に携わったワイナリーは、2015年 – イタリアのトスカーナ、キャンティクラシコ地区のPoggio Scalette、
2016年 – オーストラリアのバロッサバレー Smallfry Wines、ニュージーランドのマーティンボロ Don&Kindeli Wines、日本 山形県南陽市新田のGrape Republic、
2017年 – Smallfry, Don&Kindeli, Grape Republicで引き続きワインメーカーとして勤務。
2017年にはオーストラリアから自身のブランド「九能ワインズ」にてワインをリリースしました。

数字の九に能面の能で九能(クノウ)と読み、九能は中野さんの母方の祖父母の苗字で日本国内でも数世帯しかなく将来消滅する可能性があることを聞かされて育ったそう。
九能の名をワインのレーベルとして形に残したい気持ちでスタートしたというKunoh Winesプロジェクトは、現時点でオーストラリアのバロッサ、ニュージーランドのネルソン、日本の宮城県からワインがリリースされますが、2021年現在その本拠地はニュージーランド。

日々の暮らしから「滲み出る何か」とその土地のキャラクターを、中野さん自身の解釈で亜硫酸無添加という形でワイン醸造し表現していくプロジェクト。

(インポーター様資料より)

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