醸造方法
マルムスベリー地区の単一畑。1987年に植えられました。
すべてブッシュヴァインで乾燥農業です。
土壌はほとんどが真砂で、フェリクリートがまじり、鉄分が豊富です。
畑は南東向きの斜面。
1月中旬に糖度19.0B~23.5Bで収穫。早朝の寒い時間帯に手積みで収穫。
小さいラグボックスにいれ、全房プレス。
しっかりとした骨格とアロマを造り、それと合わせて、適正なph指数と酸を確保するため、ぶどうを異なる糖度で収穫します。
フレッシュでエレガントな味わいにするため、発酵前に酸化はさせません。
100%全房プレス、そして、約2週間ほど発酵。
その後、1週間、皮と茎と一緒に発酵。100%ステンレスタンクで熟成。
樽の使用は無し。7カ月間熟成し、7月にボトリング。ノンフィルター。
ワイン情報
ヨハンならではの日本を感じる出し汁感。
余韻のスミレの香りがたまらない。
2017年から苦労していたサンソーだけに試行錯誤を続けてきたんだなと。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
小柄で人懐っこい性格から、みんなからはストンピーという愛称でイジられている愛されキャラ。
その見た目からは想像を絶する魅惑で繊細なワインを造る素晴らしい生産者。
エルゼンバーグカレッジで醸造学と栽培学の学位取得。
その後、カリフォルニアのナパ・バレー、セントラルコースト、ニュージーランドで特にピノノワール、シャルドネのワイン造りの基礎を勉強。
2008年に南アフリカに帰国し、タルバッハの小さなワイナリーでヘッドワインメーカー及びブドウ栽培家を担当すると数々の賞を受賞。
2010年から現在まで、スワートランドのマウント・アボラにて醸造責任者兼自分のブランドのワインを造る。
今後は、南アフリカのテロワールを表現し、トップクオリティのワインを生産することにより、世界に南アフリカは真剣にワイン造りをしているんだぞと示したい。
(インポーター様資料より)