醸造方法
1993年植樹のマカブー。
泥灰土、黒色片岩質土壌、南東向き、畑の面積は1.4ha。
SO2無添加。
収量は18hl/ha、20kgの小かごで手摘収穫。
除梗、直接圧搾、バリック樽でアルコール発酵、バリック古樽で6~8ヶ月シュールリー熟成。
軽くフィルター掛けをおこなっている。
ワイン情報
黄金色、塩や牡蠣の殻のようなミネラリーなニュアンス。
リッチな口当たりながらフレッシュ感。
畑の区画がサボテンの一種であるリュウゼツラン(AGAVES)に囲まれていることに由来するキュヴェ名。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
ドメーヌ・デ・バルメットはフランス南西部の都市ペルピニャンに程近いCases-de-Pène村の4haの畑から2003年にスタートしたドメーヌ(現在は8haまで拡大)。
当主リュシアン・サラニは、豪快で愉快で心優しい田舎のおじさんと言った面持ち。
かつてはブルゴーニュのクロード・マレシャル等で働いていた経歴を持ち、ビオロジック農法で丁寧なワイン作りを行う情熱家。
このおじさんが?と思わせるような優しい味わいで、すっと喉に流れていくような綺麗なワインを造りだす。
南のワインを思わす強さはなく、極まれに出会う南のソワフワイン!
ブルゴーニュでブドウ栽培に携わった影響でリュシアンは熱心なモノセパージュ(単一品種)支持者。
「複数の異なるブドウをアサンブラージュしてテロワールの個性を表現することは非常に難しいことだ(コープランタシオンを除く)が、
ビオロジック農法で育てられたブドウでならば唯一その表現を可能にしてくれる」という考えがあり、アサンブラージュのワイン作りにも挑んでいる。
また、畑においてもカーヴにおいても化学的な物は一切使用していない。
(インポーター様資料より)