醸造方法
醸造:
80%除梗、20%全房でステンレスタンクにて5日間醸し。
最初の2日間発酵無しの低温度醸し。
そして温度調整をやめ、自然に温度を上げさせ、アルコール発酵が開始。
同時に軽いピジャージュを行う。
プレスしてアンフォラでアルコール発酵。
熟成:
50%はステンレクタンク、25%ずつオーク樽、栗樽で3か月間シュール・リー熟成後、ステンレスタンクへアッサンブラージュ。
ワイン情報
果実味と酸がとても豊かで塩味とミネラル感が後味に残る。
フランらしいポジティブな骨格は、気軽にというよりは、腰を据えてじっくり飲むべき上品な1本。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
そのテロワールに深く刻み込まれた『文化』を考えることで国境を超える人気を築く。
【絶滅の危機、カリニャン・ブランコ、カリニャン・グリの復活を目指して】
フランスの国境から100kmも離れていない山の中、アグヤーナ村で2013年からワイン造りを始めたサルヴァドールの出身地は、カバで有名なペネデス。
家族は今でもそこでぶどうを栽培しているが、両親とは哲学が合わず、独立を決意した。
現在はこの村で、絶滅しつつある幻のセパージュ、【カリニャン・ブランコ】と【カリニャン・グリ】を栽培している。
土着品種とは先祖たちの知恵の結晶であり、その土地の遺産であると考えているサルヴァ。
テロワールには、土壌や気候などの物理的な要素があるのはもちろん、『文化』という概念も強く含まれていると主張する。
【時間がすべてのマエストロ】
山の地形によって、ここは常に内陸の方から来る乾燥した風、トラモンターニュが強く吹き、さらに年間の湿度も高い。
どんなぶどうでもここで栽培すると南仏よりも自然に酸が上がってフレッシュに出来上がる、『酸』を大切にしている彼にとっては最高の場所。
完璧主義者で、ストイックなこだわりがありながら純粋でやさしいサルヴァをそのまま表しているワインたち。
正確さとこれ以上ない澄み切った酸を持つ彼のワインは開くのに少々時間がかかるが、熟成が進むにつれ、鋭い酸と優しい果実味が絡み合い素晴らしいアロマと旨みを見せてくれるだろう。
ぶどうも、造りも、人間も全て「時」に支配されている。
ラングロールのエリックに「ワインをうまく造れるようになるまで8年はかかる。」と言われた。
「自分は2013年スタート、まだまだこれから…!」自分は何年でどこまでいけるだろうか?と遠くのさらに先を見詰めていた。
【優しい人柄と、彼の旨みを求めて世界トップレストラン業界人が集まる!】
まだ36歳と若手ながら、この若さで、ニック、ヨヨ、エリック達スーパースターから大いに認められている!
この若さで、『カン・ロカ』のシェフ、ワインジャーナリスト達が吸い寄せられる求心力!こんなカリスマが遂にワイン界にも現れた。
2017年6月、蔵元訪問時には、15人位が一緒に畑を周るという特殊な訪問スタイルとなったのだ!!
【自然をより大切に感じる】
幼いころからぶどう畑の中で育ち、ワインを造るようになったのは必然なサルヴァドール。
それと同時に天文学や宇宙にも興味深く、自然や宇宙のエネルギーの大切さなどにとても敏感だ。
ぶどう栽培はもちろんビオディナミ。
標高600mの畑、ユカトーの真ん中にある岩の上で瞑想することもたびたび。
スピリチュアルな面を持つのも彼の魅力の一つである。
(インポーター様資料より)