Le Schlouk / ル・シュルック 2018

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醸造方法

グラップ・アンティエール。
85%はダイレクト・プレス、15%は15日間のスキン・コンタクト・マセラシオン、そしてプレス。
全てをプレスの際にブレンド。サンスフル。
フードルと古樽で18か月間のシュール・リー・熟成。SO2無添加。

ワイン情報

一瞬のひらめき!リースリングを「一口」ブレンド。
ゲヴュルツトラミネールの特徴的なフローラルで白い薔薇、ライチのアロマ、干しぶどうやアーモンドのニュアンス。
トロピカル感豊かだけれど、2016年に比べ、よりフレッシュで弾けるような味わい。
※2017年は収穫量が少なすぎて造れなかったキュベ。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

妥協しないフレデリックの天性が、かつてのアルザスにない唯一無二のワインを生み出した!

~自然にワインを造り始めた、フレデリック・ゲシクト~
コルマールから北西に10キロほどの場所に位置するAmmerschwihrアメルシュヴィル村に蔵を構える。
現在、アメルシュヴィル村およびKatzenthalカッツェンタール村に、合計12haのぶどう畑を所有する。
2008年よりクリスチャン・ビネール、アルザス自然派巨匠たちを超えるような透明感を目指して、SO2無添加の醸造を始めた。SO2無添加のワイン造りを始めながら経験を積み、酸化防止剤無添加とは思えないほど、品質が高いレベルで非常に安定している!
それは両親の先祖から持っていた、凄い急斜面の見事な区画のおかげでもある。
今買おうと思っても手に入らないあの畑がワインの品質を強烈に後押ししたのだ!
悲運の兄の死を乗り越えて、後を継いだ弟フレデリックに備わっていたワイン造りのセンスには、本人さえ気がつかなかった天才的なものがあった。
それは、ミュージシャンだったフレデリックのセンスに無関係ではないだろう。
そうでなければ、かつてのアルザスにないあの透明で繊細な味筋は、説明がつかない。
「このレベルで、ここまで価格が抑えられているワインは滅多に無い!」と現地も日本のプロも驚く。
その理由は、
①隠れた存在だったこと。
②先祖から畑を持っていたこと。
③技術投資をしなくても、見事なワインに仕上げる天性と畑のエネルギー。
これら3つなくしては、考えられない!!

【畑・土壌・醸造】
土壌の下の方は粘土・石灰質土壌。表土は花崗岩や石英石、河から運ばれてきたグレと呼ばれる丸い石もある。
「旨味を石灰質土壌から。ミネラル感を表土にある花崗岩、石英石などから得ている。」とフレデリック氏。

現時点では、実験的に数キュべのみ(瓶詰時も含め)酸化防止剤無添加での醸造を行っているが、順次この方向に移行し、最終的には全量酸化防止剤無添加でのワイン生産を目指している!
一部樽熟成もあるが、ほとんどのキュベがアルザス特有の大樽のフードルにて熟成。

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