醸造方法
深いローム土壌の南アフリカで最初に植えられたセミヨンのぶどうを使用。
乾燥農業、ブッシュヴァイン。
手摘みで収穫。選果後、破砕、全房にて2~3日間ジュースのままスキンコンタクト、同じく全房にて3~7日間スキンコンタクト(発酵途中の ジュース)、さらに発酵後20日間マセレーションしたワインをプレスし、それぞれ別の旧樽で6カ月熟成(樽で発酵するのもある)。
これらをすべてをブレンドし、ノンフィルターにて瓶詰。
SO2不添加。
ワイン情報
「ルイフルン」とは、セミヨンが自然な突然変異で赤色に色づくことを指している。
2019年は、複雑性を出すために、実験的にスキンコンタクトの期間を分け、別々の樽で熟成させてブレンドしてます。
見た目、味わい的により濃くなった印象ですが、全く嫌なアルコールの感じがなく、酸味も穏やか、2018年と同様にメロン、ハーブと言った良い意味の青みのある香りが煮詰めたアプリコットジャム、完熟オレンジ、ハチミツのあとにアクセントとして広がり、いいバランスだなと思いました。
非常に綺麗で、オフフレーバーは一切なく、使いやすいオレンジワインに仕上がってます。