Coclico / コクリコ 2019

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醸造方法

標高250~270m 東向きの畑。
除梗あり、破砕なしでマセラシオン9日間。
セメントタンクとステンレスタンクで4ヶ月熟成。

ワイン情報

濃いゴールデンイエローの外観。
マンダリンやアプリコットの熟れた果実のニュアンス。
オレンジワインに求めるこっくりとした飲み応えがありつつ、アフターには柑橘の爽やかさとほろ苦さが!

昔、アルネイスはマセラシオンして自家消費用に造られるワインだった。
DOCG制定で伝統がすっぱりと切り捨てられてしまった、その時代へのオマージュ。
コクリコとは、ケシの花やオレンジ色に近い黄色を意味するピエモンテの方言。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

イタリアを知り尽くした人がぽつり、ひとこと。
『よくぞこんなワイン見つけましたね!』

親子二代で季節の移ろいを作物や自然の変化で感じ取る。
大地と人と自然とが調和を持って生きられる世界に暮らす。

ロエロとランゲの境に隠れていたワイン職人レナートとエマヌエーレのブガンツァ親子。
父のレナートは農学を修めたのちアフリカ放浪の旅を経てピエモンテのロエロとランゲの境、ピオーベジ・ダルバに落ち着く。(まるでイタリアのエグイユ!)

ブガンツァはランゲとロエロの中間地点、2つの地域を分けるタナロ川左岸ピオーベジ・ダルバに位置。
その他バルベーラ・ダスティやバローロにも畑を持ちピエモンテ原産の多数のぶどうを元に多くの種類のワインを造る。
その数合計16銘柄!
2020年にデビューするワインを加えると約20キュベに達する。

ワイン造りにあたってはその土地、品種の特徴を考え抜いて最適な方法を選択。
ランゲ・ネッビオーロのような長期熟成に向くワインからラ・マトタ(バルベーラ)のような若飲みワインまで幅広いラインナップが自慢。

1200年から土地を守ってきたファミリーと借地契約を結び40年前からぶどう栽培とワイン造りを行う。

土地とぶどうが合っているから農薬も必要ない。
質が良いため結果としてSO2の添加を抑えても長期熟成ワインが出来る。

効率一辺倒、農薬、化学肥料のあふれる時代にあっても、農学の知識と将来を見越した冷静な目で自然と共存する農業を実践してきた。

最近まで家畜を飼い、牧畜も行ってきた。
この時代のピエモンテでは超レアな生産者。
樹齢50年以上の畑を守り続け、ピエモンテらしい、熟すまで時間のかかるワインを造り続ける。
ブガンツァでは90年代に作ったワインを平気で飲んでいるほど!

(インポーター様資料より)

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