キュベパピーユ デラウェア甕仕込み 2021

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醸造方法

クヴェヴリでの熟成7か月でボトリング。

総酸度:6.4g/L
総亜硫酸:6.3ppm 遊離亜硫酸:<1 ppm
製造本数:1031本

ワイン情報

収穫期に雨が続き、厳しいヴィンテージとなりながらも納得のいく品質とデラウ ェアのポテンシャルを再確認できた21年。
今回の作りは、醸し発酵によって引き出された柑橘系の香りを残し、きれいな酸を活かすため、クヴェヴリでの熟成期間を少し短めに7か月でボトリング。
澱も極力ふくませないように澱引きし、甕仕込みによる酸化熟成を前面に出すのではなく、裏方で支えて奥行を与えるような造りを目指しました。

外観はピンクを含んだ明るいオレンジの色調が美しく、キンカンや橙といった和 の柑橘のニュアンスと熟した梅や杏子の豊潤な香り、グレープフルーツのようなジューシーな酸と心地よいタンニンが特徴。
冷やしめから徐々に温度を上げて香味の 変化を楽しんでいただきたいです。
「これがデラウェアのワイン?!」という驚きとともにデラウェアのポテンシャル に感動してもらいたい、そんなオレンジワインです。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

2010年、ワインショップFUJIMARUやカーヴ・デ・パピーユなどワインショップを経営する株式会社パピーユが、ボランティア数名とともにカタシモワイン&フード(通称カタシモワイナリー)より、柏原市大県(おがた)にある『堂の内畑』(マスカットベリーA)を借り受け、カタシモワイナリー内にて委託醸造を開始、『ドメーヌ・デ・パピーユ』ブランドのスタート。

2011年、耕作放棄地であった『岩崎谷畑』を大阪府の外郭団体みどり公社の斡旋で地主さんより借り受ける。
再開墾し垣根仕立てのぶどう畑(メルローなど)を造成。

2012年、高井田にてデラウェアとベリーAの畑を新たに賃借。
また、羽曳野市の飛鳥ワインにて太子町のデラウェアを委託醸造。

2013年、大阪市中心部、島の内にて醸造所を設立。
自社畑産ブドウのほか大阪や日本各地から買いブドウを仕入れて醸造しています。
日本でも類を見ない都市型ワイナリー『島の内フジマル醸造所』です。
2013年以降はすべて島之内フジマル醸造所にて醸造。
そして2015年8月には東京・清澄白河にフジマル醸造所をオープン。
こちらではおもに東日本のブドウ栽培農家さんから原料葡萄をわけてもらって醸造しています。

ぶどう造り:
約2haの自社管理畑のブドウから造ったワインは「キュベパピーユ・シリーズ」としてリリースしています。
その他に日本各地から質の良いブドウを仕入れ醸造を行っています。
自社管理畑ではボルドー液以外は年に2~3回ほどの防除のみと減農薬を心がけ、農作業はすべて手作業で注意深く行いました。
収穫されたブドウは選果、粒よりし健全な粒のみを使用。ワインをお飲みになるお客様の顔を想像しながら、スタッフとボランティアの方々とで力をあわせワインを造りました。
本当にたくさんの人に手伝っていただいたおかげで私たちのワインは出来上がっています。

(ワイナリー様資料より)

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