醸造方法
窪平圃場のノンボルドー、草生栽培の甲州種を使用。
酸化防止剤(亜硫酸塩)無添加。
ワイン情報
山梨市牧丘町産の甲州種を使用したペティヤン。
雑草を生かすと土壌微生物は多様化します。
菌類も含めそれぞれが密に影響し合うことで、甲州が生き抜いてきたテロワールが持つ本来の香味に近い感覚が再現できる、と考えています。
2022年の甲州ブドウがどのような多様な土壌生命活動を表現するのか楽しみなワインです。
味わいが深くレモンや橙の香りが印象的です。
澱(おり)と接触し続けるペティヤンは時間の経過とともに違う味わいへと変化していきます。
土壌の力を信じてワインを楽しんでください。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
三養醸造は、山梨市牧丘町のファミリーワイナリーです。
1933年に初代社長「山田 八十八」が創業し、2代目「山田 武雄」、3代目「山田 稔」、現在の代表は4代目の「山田 啓二」です。
創業以来、自社圃場産をメインとした山梨のぶどうを使い、本当の「日本ワイン」を造り続けています。
社名は、宋代の詩人蘇東坡が唱えた「三養訓」に由来し、「美味しい葡萄酒を飲んで楽しく生きよう」という思いを込めています。
圃場
現在、整備中を含め約1.2haの牧丘町の自社圃場を管理し、甲州、マスカットベーリーA、シャルドネ、メルロー他の複数の欧州系品種を栽培しています。
牧丘町の南東南に傾斜した畑には太陽が良く当たります。
除草剤やボルドー液を使用しない栽培方法を選択し、充実した土壌やぶどう造りに取り組んでいます。
醸造所
醸造所は、創業時からの古い蔵を修理、増築しながら大切に使っています。
道具や資材は積極的に最新の物を導入しています。
現在は、より自然な造りの、体に沁み渡るワインが多くなっています。
造り手の意思が反映される、個性豊かな世界レベルのワイン造りを目指し、毎年挑戦を続けています。
(ワイナリー様資料より)