Gavi Il Castello D.O.C.G. / ガヴィ・イル・カステッロ 2021

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醸造方法

栽培:有機栽培(※ビオロジック公式認定)
畑の標高:300m
平均樹齢:40年
畑:ワイナリーで最も古い丘陵地帯
土壌:緑肥を用いたビオディナミ栽培により、豊富な有機物質を含んだ粘土とシルトの混じる泥炭質土壌
生産量:約40,000本
ブドウがよく熟すのを待ってから全て手作業で遅摘みし、低温で軽くマセラシオンさせた後、マストの量が通常搾汁可能な量の60%以下になるよう優しく圧搾することで、本来の独特な持ち味を最大限に引き出します。
発酵は、ステンレスタンクで天然酵母を利用し、12~13℃の低温で2ヶ月かけてゆっくりと自然発酵させます。
タンクの中で2~3ヶ月熟成させた後、瓶詰し、更に1ヶ月の瓶内熟成を経てから出荷します。

ワイン情報

魅惑的で濃厚なアロマが香る上質で複雑な味わいのガヴィ。
果実がよく熟れるのを待ってから遅摘みし、低温で長時間かけて自然発酵させるため、恰幅の良いストラクチャーのしっかりとした白ワインに仕上がります。
ワイナリーで最も古い丘陵地帯に広がる複数の畑から収穫しています。
栽培~瓶詰まで100%ハンドメイドのビオワインです。

アカシアの蜜を思わせる濃厚なハニー・イエローの色調に、魅惑的な淡いグリーンの輝きを湛え、フローラルな花の香りと熟れた柑橘系果実の濃厚なアロマが香ります。
口に含むと、エレガントで繊細な味わいが生き生きと感じられ、どこまでも続く長い余韻が広がります。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

ピエモンテ州は赤ワインばかりではない。魚や野菜料理の強い味方ガヴィを忘れてはいけない。
カステッロ・ディ・タッサローロはガヴィの優良生産者の一人。
オーナーのスピノーラ家は貴族で、その歴史は10世紀までさかのぼる。
14世紀から渓谷にそびえるカステッロ(城)を基盤にしている。
中世から政治・経済を司った名家だが、現在は、元映画監督の先代ラオロの後を継いだマッシミリアーナ夫妻が、ビオディナミ農法に転換。
模範的な生産者として、尊敬と注目を広く集めている。
2008年に有機認証を取得した。農作業は、ビオディナミのカレンダーに従って行われる。
17ヘクタールの畑はカステッロに隣接して、鉄分の豊富な粘土質土壌が広がっている。
メインはもちろんコルテーゼから造られるガヴィ。
青リンゴなど柑橘系の香り、硬質なミネラル感、しっかりとした酸のクリーンな味わい。
多くの評論家から、高い評価を受けている。
イル・カステッロとアルボリーナは、樽発酵と熟成を導入したフルボディのワイン。
明確なテロワールの個性を示している。
亜硫酸無添加のワインも手掛けており、保守的な産地にあって、その意欲的な試みが注目を集めている。
ヴィーニ・ディタリアは、カステッロの将来に期待をかけている。
「スピノーラ家のワインは頻繁に私たちの最終試飲に残っているので、トレ・ビッキエーリを獲得する日も遠くないと確信している」と。

(インポーター様資料より)

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