醸造方法
収穫された葡萄はコンクリートタンクにて3週間のマセラシオンカルボニック。
その後6か月間の熟成。
SO2:瓶詰めの際に10mg/L添加
ワイン情報
レミが一番気に入っているボジョレーヴィラージュの区画から醸造されるキュヴェがこのプレミス。
他のキュヴェと比べると発酵&熟熟成期間は短く、よりフレッシュで若々しい果実味が前面にでた味わい。
ラベルの蕾は他のキュヴェよりも先にリリースされ、ヴィンテージの特徴をより早く感じ取れる事を意味しています。
このキュヴェはガメイのフレッシュな果実味を楽しんで下さい。
わずかに濁りのあるルビーレッド。
フランボワーズやレッドチェリーなどの赤いチャーミングな果実味、バラのような艶めかしいアロマが広がります!
どこか柑橘のような爽やかさ、細かなスパイスなども感じられます。
口当たりは柔らかく、苺シロップのような甘酸っぱい余韻がありますが、とても繊細でエレガントな仕上がり。
酸と旨味のバランスが素晴らしく、余韻まで噛みしめたくなるようなワインです!
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
2006年、レミ・デュフェイトルと彼の妻(元)ローランスはブルイイやコートドブルイイ周辺の畑を購入しワイン造りをスタートしました。
当初より葡萄栽培は有機にて行っておりましたが、醸造設備等は一切なく、収穫した葡萄は全て共同組合に売っていました。
2人にとって納得がいく葡萄が収穫出来たときに自ら醸造。
醸造したワインをモルゴンのジャン・フォアイヤールやブルイイのジャンクロードラパリュらに試飲してもらうと、すぐさまレミの溢れる才能を見出します。
彼らはレミに醸造所の立ち上げを提案し、2011年に自身のドメーヌを立ち上げます。
ジャンフォワイヤールやラパリュはレミにさらにワイン造りのコツを教え、レミをパリのカヴィスト達に紹介していったのです。
パリのシャトーブリアンの試飲会ではジャンやラングロールのエリックなどと共に若手自然派生産者代表として肩を並べました。
まさにこれが彼の醸造家としての大きなスタートでした。
醸造はボジョレーの伝統を継承し、全房を使用したマセラシオンカルボニックで温度コントロール等を行いながら、発行中の葡萄が果汁に接触しないように多くの注意を払いながら行われます。
どの区画の葡萄も同じ醸造方法をとりますが、その味わいは全く違うものになります。
彼はそれぞれのワインをテイスティングし瓶詰前の酸化防止剤添加の判断を慎重に行っており、彼のワインは今までのベテラン、若手生産者が造り出すガメイワインとは少し方向性の違う、非常にチャーミングで艶やか、果実の旨味を最大限に引き出した素晴らしい味わいとなっております。
かのジュールショヴェの教えを勉強する若手メンバーの一員でもあり、日曜の午後に集まっては翌日の朝方まで自分達のワインについて仲間と語り合い刺激し合う、その進化への貪欲さは彼のワインをこの先、今までのものとは一味違う素晴らしい液体に導いていくはずです。
(インポーター様資料より)