Pigato / ピガート 2022

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醸造方法

自社畑「Gullyview」北側に位置する区画。2007年植樹。
石灰質に表土が赤みがかった粘土質土壌(テッラロッサ)。
全て手摘み、100%除梗。
全体の半分は圧搾せずにオープンファーメンターで野生酵母による醗酵およびスキンコンタクト(トータル20日間、1日2回人の手によってピジャージュ)。
その後プレスされ、ステンレスタンクにて澱と共に7カ月熟成。
少量のSO2を添加してボトリング。
ノンフィルター、清澄剤不使用。
Closure:コルク(DIAM)

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

若い兄弟デーモンとジョノによる「コーナー」ですが、醸造面で中心的な役割を果たしているのが兄のデーモンです。
デーモンは2011年にアデレード大学を卒業した若手の醸造家。
1986年生まれのデーモンはブドウ農家に生まれ、両親が丹念に育てたブドウがワインになっていくのを見て育ったサラブレッド。
2011年にアデレード大学を卒業したデーモンは以後精力的に醸造家としての経験を積んでいきます。
バロッサヴァレー (PeterLehmann)、アデレード・ヒルズ (The Lane and Petaluma)、ハンターヴァレー (Tyrells)。
またオーストラリアのみならず、アルザスやシャブリなどでもヴィンテージを経験し、さらに見分を広げたデーモンはその自由な発想力を存分に活かすため2014年にオーストラリア・クレアヴァレーに戻り、両親が管理していた自社畑からの元詰めワインを造り始めたのです。

彼が実践するワイン造りでは野生酵母による醗酵やスキンコンタクト、エッグタンクの導入、少量の酸化防止剤以外の添加物の不使用といったアプローチが取り入れられていますが、彼らにとって最も重要なことはクレアヴァレー・ウォーターヴェイルの土地の魅力が存分に表現された唯一無二のワインを産み出すこと、と言えます。
ドリンカビリティに溢れ、優しく浸み込むような果実味と高くキープされた天然の酸。
テッラロッサの土壌に植えられたブドウからはミネラル感をしっかり感じるワインは生まれます。
オーストラリアでも高い注目を集めるコーナーですが、 2019年遂にその年の最優秀若手醸造家に贈られる大きな栄誉である「Young Gun of Wine」を受賞。
間違いなくオーストラリア新世代を代表する造り手の1人に躍り出ました。

(インポーター様資料より)

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