シードル みずいろ 2022

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醸造方法

野生酵母
アンセストラル製法(瓶内1次発酵)
亜硫酸無添加
無補糖、無補酸、無濾過、無清澄

自社畑リンゴ及びJA購入リンゴ、東御市産
品種構成はサンふじ(晩生種)が48%と中生種が52%
自社畑で栽培したリンゴとJAから購入したリンゴを破砕して化繊の袋に入れて、空圧式のメンブレンプレス機で強い圧力で一気に搾汁。
密閉型のプラスチックタンクにて野生酵母で発酵が始まるのを待つ。
デブルバージュは行わず、発酵を促す加温も行わない。
密閉型のプラスチックタンクを使用したことにより例年より立ち上がりが早く、7日でアルコール発酵が始まる。
仕込み始めてから約2週間で味の均一化を図るため開放型のステンレスタンクに一つに移して発酵を継続させる。
仕込み始めてから3週間半後に発酵の終盤で瓶詰め。
瓶内で4ヶ月熟成後、澱を取り除くためのデゴルジュマンを行い、甘さの調節も行わない。
仕込みから瓶詰まで一切の亜硫酸は添加をしておらず、無濾過、無清澄。

ワイン情報

今年は4年目にして一番ペットナットに近い感覚。
それ程強くないガス圧が心地良い口当たり。
食前酒としても食中酒としても万能な1本。
和梨(20世紀)の様な爽やかな酸味とすっきりとした甘味、旨味を充分に感じるシードル。
時間をおいて温度を上げると洋梨のニュアンスも出てきます。
心地良い泡の感じと味わいが良く合っています。
密閉型のタンクを使ったためか例年より綺麗な仕上がりかと思われる。
フレッシュなリンゴの良さをお楽しみ下さい。
また、今年は遊び心でラベルを動かしました。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

【LES VINS VIVANTS レヴァンヴィヴァン】
ぶどう本来の力を引き出した栽培方法の確立とそのポテンシャルを隠さない醸造

私達はフランスの多くのナチュールの造り手達のワインに出会い、その考えに感銘を受け目の前にあるワインが全てを語ることを知り、同じ道を日本で志し日本のヴァンナチュール造りを目指しています。

私達人間は世の中の全てのことを理解することはできません。
目に見えるもの考えつくことの範囲だけで解決し知った気になってしまいます。
畑の中に生きているのは目に見えるものだけではなく、土の下にも空気中にも見ることのできない生き物がいます。
忘れてはいけないのがそれら目に見えるものも見えないものも全ての生き物の恩恵を受けていると感じながら作業にあたる事だと思っています。

ワインやシードルは嗜好品です。
人それぞれに好みがあると思います。
でもただ好きとか嫌いではなく私達の目指すものは身体にじんわり染み込んでいくような柔らかさを持ったものです。
ハイテンションになるというよりも口角が少しだけ上がるようなそっと寄り添うワインを造りたいと考えています。

(生産者様資料より)

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