Rosso “Kaos” IGT / ロッソ・カオス 2015

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醸造方法

樹齢30年 標高750m
ステンレスタンク発酵
500Lの栗樽で12ヶ月の熟成

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

地元カターニャで生まれ育ったダヴィデ・ベンティヴェーニャは、もともとはミラノの企業で働く何の変哲もない会社員であった。
庭いじりや植木が大好きだったダヴィデは、いつしか都会での何不自由の無い生活に飽きてしまい、地元に戻る事を考えはじめていた。
そしてついに会社を辞め、地元に戻り何をしようか・・・と思った時に真っ先に浮かんだのが「農業」。
庭いじりの延長として安易な考えで手を付けたものの、その世界は奥深く、自分一人の力では全く歯が立たなかった。
地元の農業の先輩、30年来エトナ山の麓で農園を営むパオロをはじめ、多くの仲間と共に同じ理想や夢に向かう同志として一緒にブドウ造り・ワイン醸造を行っている。
畑は10もの区画に分かれた、エトナ山の北と北東に散らばり、標高50mから1100mととてつもない距離がある土地。
ダヴィデを含め彼ら仲間の力が無ければ、到底作り上げる事が不可能な条件と言える。
そして彼の育ってきた環境、両親が食べさせてくれた地元の新鮮な野菜・フルーツ、小さいころから親しみ馴染んだ味が、今彼が造るワインの味のベースとなっている。
畑は合わせて5.4ha。生産量は現在約12000~15000本。
Randazzo、Passopisciaro、Lingagrossa,Acicastello,それぞれ小区画に畑を持っており、畑には果樹やオリーブも一緒に栽培され、ジャムやオリーブオイル等の生成も行っている。
農業においては全ての畑で無農薬、化学肥料も一切使用せず、最低限の銅と硫黄を使うのみ。
特にノッティ・ステッラーテ等の一部の畑は独立したアルベレッロ仕立て、ブドウ樹がまばらに植わっており、鍬と小さな草刈機を使い手作業で除草を行う。
栽培に関しては、昔からのエトナの伝統的な農法、伝統に基く手法を大切にしている。
地元エトナの、愛する自然を表現したワイン造りはまだまだ始まったばかり、しかしその志やぶれる事の無い徹底した考え、特に無添加にこだわる姿勢は、先人たちをも驚かせる新しい風。
人並み外れた行動力と物凄い情熱を持ち、今後の成長を期待させてくれる生産者である。

(インポーター様資料より)

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