醸造方法
収穫直後のポートランドを全房のままタンクに投入、そのまま約2週間醸し、プレス。
二次発酵用のキャンベルのジュースリザーブを糖液と共に添加しボトリング。
自然酵母で発酵、瓶内二次発酵、SO2無添加。
ワイン情報
深く落ち着いた琥珀色の外観。
細やかな澱がパラパラ舞い降ります。
瓶熟とデゴルジュマンにより、泡は優しく超繊細!
独特の香りが特徴のポートランドだが、いわゆる過度な甘やかさではなく、プリっと大粒のシャインマスカットを思わせる極めて上品な香り。
9ヶ月前に試飲した時と比べて残糖感は一切なくドライ。
背筋がピンと伸びるような酸とミネラル感が甘やかさを包み、香りもタンニンも絶妙に溶け込んでいる!
開墾以来一滴も農薬が入っていない、まるでジャングルのような畑で育てられたポートランド。
『本格的なナチュラルワインを造りたいのです!』いう一郎さんの情熱。
『納得いかない!』と9ヶ月間リリースを待った誠実さ。
畑のエネルギーをそのままボトルに詰め込んだ、唯一無二の味わい。
シュトロマイヤーの絵画を元にしたフロントラベル。
この絵画によりさらにワインに命が吹き込まれています!
バックラベルも伝えたいことを詰めすぎで、機械で貼れなくなっちゃた!?
ついつい縦に伸びてしまい機械で貼れずまさかの手貼り!正真正銘てまひまを厭わない魂のこもった1本となった!
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
オーナーの上田一郎氏は家族で7年間アメリカに在住。
帰国後、父は飲食業を経営しつつ、自然と共に生きることを決意。
余市仁木町に畑を買い移住。1999年に上田さん夫妻がオーガニックフルーツ農園を開いたことから始まりました。
ドメーヌ・イチ(Domaine ICHI)は2008年に創業したベリーベリーファーム&ワイナリー仁木の新設ワイナリーです。
ワイナリー所在地の北海道余市・仁木エリアは気候と土壌条件に恵まれ、近年多くのヴィンヤードとワイナリーが作られています。
ドメーヌ・イチではピノノワール、ピノグリ、ゲヴェルツトラミナーなどの醸造用ブドウ、並びに昔からこの地域で栽培され続けてきたナイヤガラやポートランド等の食用ブドウ、そしてハイブリッド品種を有機JASと環境にやさしい有機農法で自社農園で栽培しています。
ワイナリー移転前の2011年の旧ワイナリー時代には日本で初めてのオーガニックワイン認定を取得し、新ワイナリーのドメーヌ・イチでも2021年にオーガニックワイナリー認定を取得しました。
これからも環境と人にやさしい農法で栽培したブドウを、出来るだけ自然な醸造方法で、皆様に楽しんで頂けるワイン造りを目指します。
(インポーター及びワイナリー様資料より)