Cot Vinifie Par Junko / コー・ヴィニフィエ・パー・ジュンコ 2019

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醸造方法

除梗無し
1週間マセラシオンカルボニック
空気圧式圧搾
MC中のフリーランジュースとプレスジュースをグラスファイバータンクで9ヶ月間発酵・シュールリー熟成
無濾過・無清澄
瓶詰め:2020年6月22日
SO2無添加 トータル:15mg/L

ワイン情報

19年以降ボワルカの畑・醸造を担当するジュリアンがボワルカのコーを全房でマセラシオンカルボニック中に毎日抜いたフリーランジュースとプレス時のジュースをブレンドし、グラスファイバータンクで9ヶ月発酵・熟成しSO2無添加で瓶詰めしました。
憂いをふくむパープルブラック色、梅紫蘇やホワイトペッパーの香り、瑞々しい口当たりに硬質の酸、タンニンが溶けこんだふくよかな味わいです。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

Domaine des Bois Lucasドメーヌ・デ・ボワ・ルカは、Clos Roche Blancheクロ・ロッシュ・ブランシュの所有する無農薬の畑を8ha購入させて頂きました。
クロ・ロッシュ・ブランシュのオーナー Catherineカトリーヌは2015年に引退をしましたが、その最後の6.7haを購入し新しくドメーヌを誕生させたのが、Julien Pineauジュリアン・ピノーです。
1985年9月16日ロワールToursトゥール生まれ。
大学でワインとは全く違う経済を専攻後、アメリカに留学。
その間に夏休みを利用して葡萄畑の収穫を経験。その時に自然の素晴らしさを認識します。
帰国した2009年にモンルイのLise et Bertnard Soussetリーズ・エ・ベルナール・スーセで収穫をして、ワインを造ろう!と決意。
早速アンボワーズの醸造学校に入学し、本格的に醸造を勉強します。
みっちりとエノローグを勉強した後、2012~2013年プロヴァンスのDomaine Terres Promisesドメーヌ・テール・プロミズやクリストフ・コモールで仕事をして、やはりロワールで自分のワイナリーを立ち上げようと、2014年Noella Morantinノエラ・モランタンの所で働きました。
そこでクロ・ロッシュ・ブランシュのカトリーヌと出会い、今回の畑購入となったのです。
カトリーヌの畑を引き継いだのは全部で4名、私、ノエラ、ローラン、そして今回のジュリアン、全てビオを実践しております。
彼女は引退しても、同じ志の仲間が畑を守っております。
ジュリアンは最後までカトリーヌが売らなかった、一番良い畑をGetしました。
あの樹齢100年以上の素晴らしいコーもジュリアンにご縁があったのです。
コー 6.5ha、ソーヴィニヨンブラン2.5ha、ピノドニス0.8ha、カベルネフランとカベルネソーヴィニヨン0.6ha、ガメイ0.5ha何とバランスが良いのでしょうか?
一気に6種類の品種が醸造出来るのです。同じ畑で同じ醸造所で作ってもディディエとは全くスタイルの違うワインが出来上がりました。
ジュリアンの若い感性が初年度からきちっと瓶に詰まりました。どれを飲んでもウルトラナチュラル。新人とは思えない感覚です。
同じ所有者の畑を4名別々に醸造すれば、4つの別々のスタイルのワインが出来上がります。本当にワインは面白いです。
私のスタイルと全く違いますが、私は個人的にこのジュリアンのワインが大好きです。彼のワインには華があるのです。
果実をこれだけ残すのは難しいのですが、それをいとも簡単にさらっとやってのけました。
彼が今後どんなワイン造りをしていくのか、とっても楽しみな歴史が誕生しました。
是非沢山の方に味わって貰いたいです。
(2016.1.14第2回目訪問 新井順子)

(インポーター様資料より)

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