Nicot Rouge / ニコ・ルージュ 2021

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醸造方法

粘土石灰質土壌で北東向き斜面のシラーと粘土石灰質土壌で東向き斜面のグルナッシュのブレンド。
ラングドックとしてはとても涼しく晩熟の区画。
(収穫量は3035hl/ha)手摘みで収穫。
区画別に醸造。
シラーは除梗、グルナッシュは全房発酵。
密閉状態で自然酵母で発酵。
極度の還元時は適度に空気と接触。
約1か月の浸漬後、コンクリートタンクで熟成。
無濾過で瓶詰。(この時にSO2を2g/hl添加)

ワイン情報

外観は、赤紫にピンク色の緑。やや控え目の黒い果実の芳香。
赤や黒い果実感。適度な果実味と酸味。肉料理全般と。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

マス・ニコ (Mas Nicot)とマス・デ・ザグルネル(Mas des Agrunelles)は、ステファニー・ポンソンさんとフレデリック・ポロさん夫婦が運営しています。
マス・ニコは、17世紀からステファニー・ポンソンさんの家族(ニコ家)が所有してきました。
1980年代から15ヘクタールのブドウ畑で本格的にワイン生産を開始し、1998年からリュット・レゾネ(減農薬農法)、2007年から有機農法に移行しています。
マス・デ・ザグネルは、ステファニーさんとフレデリックさんが夫婦で立ち上げた蔵元です。
前述したように、ステファニーさんは、元々ワインを生産してきた家庭の出身ですが、フレデリックさんは、ワインとは全く関係ない家庭に育ちました。
モトクロスバイクの競技者を夢見ていた彼ですが、18歳の時に事故を起こし、結果として車いすを使っての生活を送らざるを得なくなりました。
その後、彼の姉が行っているレストランのワインリストを担当するうちに、ワインを興味を持ち、ワイン生産者になることを決心。
モンペリエの農業学校で醸造を学び、Argelliers(アージュリエ)でDomaine la Mareleを2000年に起こしました。
2人は、それぞれのドメーヌを継続する一方で、友人や家族で楽しめるワインを作ることを目的に、マス・デ・ザグネルを起こしました。
(現在は、マス・デ・ザグルネル名義でドメーヌを統一した模様)

マス・ニコ、マス・デ・ザグルネル共に、日中と夜間の温度差が大きい地域にあります。
従って、ブドウの熟成に良い意味で時間がかかります。糖分の上昇はゆっくりで、酸度も高いレベルを維持できます。
ブドウ畑は、リュット・レゾネを経て、有機栽培を2007年から導入。2009年で3年目となります。
基本姿勢は、あまり畑に介入せず、畑自身の生態系を保つことです。
よって、化学的な肥料や除草剤は使用しないのは当然で、ボルドー液などもほとんど使用しません。

(インポーター様資料より)

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