醸造方法
9月上旬収穫
除梗後、フードルで8日間スミマセラシオンカルボニック発酵
空気圧式圧搾
フードルでルモンタージュを1回行い7ヶ月間発酵・マロラクティック発酵・熟成
無濾過・無清澄
瓶詰め:2021年4月19日
SO2無添加 トータル:15mg/L
ワイン情報
2020年は太陽燦燦の年で沖積土壌で育つガメイを除梗、
フードルで8日間スミマセラシオンカルボニックしプレス、
フードルでルモンタージュを1回行い発酵・熟成しました。
鮮やかな紫ガーネット色、少し粘性があり、フランボワーズや山ぶどう、プルーンの香り、骨太なアタックに少し高めの酸、
タンニン少し強めでじわじわと拡がるプラムやプルーンの果実味がアフターに続きます。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
ボージョレに又、新しい生産者が誕生しました。
ボージョレはとても広い地域で、ドゥブール家の邸宅は1850年から存在しております。
当初は40haの大地主で元々ブドウを売っておりました。
しかし、今の当主Jean- Francois Debourgジャン・フランソワ・ドゥブール氏は全て無農薬での栽培を決意、その為24haに減らしました。
と、言っても24haもの畑を家族だけで無農薬で守るのは大変なパワーです。
1973年5月18日生まれ、昔はブドウ栽培だけでしたが、2016年から少しずつワインも造り始めました。
勿論その方法は自然派ワインです。
これだけ広いと畑に色んなテロワールがあります。
土壌粘土質、シルト質、花崗岩、砂土、ピンクサンド。
それぞれの区画ごとに様々な特徴を持つキュヴェを生産しております。
ブドウの品種はガメイ16.5ha、シャルドネ3ha、ヴィオニエ4.5ha。それも自分で全部植えた畑なのです。
自分の納得のいく畑だけになり、やっと植樹も落ち着いた2016年から本格的にワイン醸造も開始しました。
半分の12haは今までのお客様に売り、12haは自分の名前のワイン造りを開始。
元々彼の無農薬のブドウはボージョレの生産者の間では有名だったので、彼が自分のワインを造り始めると困ってしまう醸造家も多いです。
名前は言えませんが皆様の知っている某自然派ワインの醸造家もここのブドウを買っております。
お陰様でその方のワインもリリースと共に売り切れとなり、なかなか日本向けには紹介されませんでした。
2021年から正式にbioの認証を得ました。
(2021年6月21日 第1回目 新井順子 訪問記)
(インポーター様資料より)