Gekka 2021

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醸造方法

ワイン生産地域:宮城県
ぶどう収穫地:山形県南陽市、上山市

ぶどうの皮についている野生酵母のみで発酵
無添加・無濾過

ワイン情報

色調は綺麗なレモンイエロー。
多様なセパージュ由来の香りは、グレープフルーツやトロピカルなアロマに加え、シナモンやカルダモンのような清涼感のあるハーバルなニュアンスです。
ヘイゼルナッツの甘く香ばしさに富んだ拡がりとともに、かすかに感じる苦味が味わいに深みを与えています。
軽やかながら溌剌とした酸と旨味のバランスが取れた上品なワインに仕上がりました。
牡蠣やホタテなど貝類、白身魚やチキンなどのさっぱりとした料理がおすすまです。
温度帯は8~10度。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

自然の中で育まれるぶどう。
それを原料とするワインの味わいはヴィンテージによって大きく表情を変えます。
農家さんが心を込めて育てたぶどうとその皮に付着する野生酵母だけで発酵させてつくるワイン。
完全無添加で自然そのものを味わうことができます。

<MORIUMIUS Farm& Wineryについて>
東日本大震災により甚大な被害を受けた宮城県石巻市雄勝町。
私たちは震災直後からボランティア活動を通じて通い、2015年にサステナブルに生きることを体感する複合体験施設モリウミアスをオープンさせました。
震災から11年以上が過ぎた現地は津波被害にあった土地が住民の方々の思いにより、花や緑で覆われる広大な公園になろうとしています。
その一角でぶどうを栽培して、ワインを醸造しようと計画を進めています。
多くのものが失われた場所から新しい未来が育まれることを目指しています。

まず最初の一歩として、Fattoria AL FIOREさんの力をかりて2020年からワインをつくりはじめました。

<アルフィオーレさんとの取り組み>
土地を整備し、ぶどうを植えて収穫するまでは、まだ年単位の月日がかかります。
コロナ禍の2020年、今できる最初の一歩踏み出そうと考え、宮城県川崎町で自然派ワインを作られているワイナリー「アルフィオーレ」とのワイン作りがはじまりました。

アルフィオーレの目黒さんは、もともと仙台でシェフとして活躍され、店で使う野菜を自ら栽培されていた方。
震災をきっかけに店を閉じ、蔵王の麓に残されていた川崎町の廃校でワイナリーをはじめられています。

自然への思いや雄勝の未来に共感いただき、2020ビンテージから醸造をしていただいています。

<名前とラベルについて>
それぞれのワインの名前は国立公園の一部でもある雄勝町の森と海がつながる豊かな自然とそこで刻々と変化する光をイメージして名付けています。
満点の星空が美しい雄勝町の月の光、包み込む太陽の光の温かさ、満開の桜によって夜でもほのかに感じる明かりを想像してみてください。

ラベルデザインは暮らしのイラストを手がける向田智也さんによるもの。
Gekkaは森、Yokouは田畑、Hana Akariは海の色と生き物、Akane Soraは雄勝町の朝や夕焼けの空をイメージし、その空を優雅に飛ぶトンビをデザインしています。

(ワイナリー様資料より)

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