醸造方法
SO2無添加。
ワイン情報
濃い赤紫色にややガーネットかかった緑。
香りの立ち上がり良し。キュヴェ・デ・コンティより少し明るめの赤い果実感。
辛口、ミディアム。口当たりは柔らかくヴェルヴェット的。
黒い果実感にスパイシーさと少し小梅感ぽさを感じます。
酸はしっかりあり、色々な品種のブレンドのせいもあってか、例年通り複雑感ありますが、基本はピュアな果実感が楽しめます。
SO2無添加時にある不安定さは感じません。
肉料理全般、たれの焼鳥などと相性良さそうです。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
現在のブドウ畑は12世紀ころから、Bridoire城のブドウ畑として存在していて、Les Gendres家の所有だったそうです。
城にも塔(Tour)があり、そこからTour des Gendresと、1900年代初めに名づけられたそうです。
(ブドウ畑はフィロキセラにやられて、その頃には以前の10分の1まで減少していたとのこと)
現在、この畑を所有しているのがイタリアから1920年代に移民してきたConti家で、Cuvee des Contiは、コンティ家のワインという意味。
農家と牧場(馬)で生計をたててきました。現在第3世代の家族が、農家、馬の飼育、ブドウ畑/ワイン醸造を運営。
第3世代にあたるLucさんが80年代から徐々に葡萄栽培を始め、1990年に従兄弟が合流して現在の家族経営スタイルになったそうです。
94年からビオ栽培に挑戦、05年に全葡萄畑のビオ化、07年にSO2無添加の醸造に挑戦、11年に大樽醸造開始、13年にアンフォラ醸造挑戦、14年にSO2無添加のワインを初リリースといった歩みを経ています。
アンフォラの醸造については、弊社が輸入しているイルレギのドメーヌ・アレチェアと協力して、アンフォラの製作や意見交換などを行っているそうです。
(インポーター様資料より)