Volcanic Lakes Chardonnay / ヴォルカニック・レイクス シャルドネ 2021

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醸造方法

ガンビア火山に最も近いロケーションの畑は苦灰石・石灰岩に火山灰質土壌。
ビオディナミ農法で収穫されたブドウは少量は人の足によって破砕し短いスキンコンタクト。
大部分はダイレクトプレス、ステンレスで自然醗酵、その後仏産オーク古樽にて8ヶ月熟成、MLFあり。
ノンフィルター・清澄剤不使用。
クロージャー:コルク(DIAM5)

ワイン情報

アンドリューが「GIWの基準点」と語る自社畑のシャルドネ。
極めてソフトかつ繊細なタンニン感と存在感のあるテクスチャー、そして塩味を感じるミネラルと高い酸のフィニッシュ。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

有機農法を勉強してきたAndrew Burchell / アンドリュー・バーチェルと、その妻Louise(ミュージシャンでもある)が地元へと帰り、2014年から文字通りガレージでワイン造りを始めたGood Intentions Wine / グッド・インテンションズ・ワイン。
彼らのワインを他と明確に違える要素は何よりその土地だと言えるでしょう。
南オーストラリア州のみならず、オーストラリア全体で見ても特異な「火山性土壌」は産地の名前にもなっているガンビア火山に由来するもので、大地そのものを感じさせるような彼らのワインに共通する強いミネラル感と 際立つ酸は、そのテロワールを表現した結果としてワインに現れます。
Good Intentions Wineの理念は「自分たちで100%有機栽培したブドウを用いて、マウント・ガンビアのテロワールが現れた個性的かつ“クリーン”なナチュラルワインを表現すること」であり、そのために現在6.5haとなる畑(リースもある)の管理、コルクへの仕様変更、一部ワインへの極少量のSO2添加(無添加の場合はリリースまでしっかり熟成期間をとる)といった方針に踏み切り、その成果は近年リリースされているワインたちにしっかりと出ています。
中でも注目すべきは、彼らが自身の手でビオディナミ農法を実践 している畑から、「ドメーヌもの」とも言える2つの特別なワインがリリースされること。
1つは「ヴォルカニック・レイクス」というマウント火山南側の斜面に位置する自社畑から産まれるシャルドネで、火山頂上にあるクレーター湖「Blue Lake」に最も近い畑でしたが耕作放置地となっていたところをグッド・インテンションズが買い取りビオディナミ農法へと転換。
多大な努力を重ねた末にようやくリリースとなりました。
もう1つは「ボクサーズ・ヴィンヤード」と呼ばれるピノ・ノワールの単一畑で、同じくマウント火山南側斜面に位置していた畑をグッド・インテンションズがリースし、同じく大変な労力を重ねてビオディナミ農法へと転換しました。
この畑からのブドウはこれまでNoir Dee Doot Dee Dahといったワインとしてもリリースをされていましたが、ビオディナミへ転換してから十分な年月が経ったことから際立つポテンシャルを見せるようになり、厳しいバレルセレクションの末に今年ようやくフラッグシップワインとしてリリースとなりました(実はまだリリースになっていない自社畑がもう一つあるとのことで、どんなワインが出てくるのか楽しみでなりません)。
これらの畑や、彼らがブドウを買っている畑はいずれも石灰岩質土壌の上に約6000年以上前に噴火した際に降り積もったとされる火山灰で構成されており、土地をリスペクトする彼らがビオディナミ農法を実践することで得られたブドウから造られる液体は必然、彼らにしか表現できないオリジナルなナチュラルワインとなるのです。

(インポーター様資料より)

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