醸造方法
それぞれの品種は別々に醸造され、トウリガ・ナショナルは赤、ネグロアマーロはロゼ、ヴェルメンティーノは白、マルヴァジーアはオレンジとなる。
最終的にブレンドされ、少量の酸化防止剤と共にボトリング。
ノンフィルター、清澄剤不使用。
クロージャー:コルク(VINC)
ワイン情報
デリンクエンテが限定数でリリースする上級レンジに相当するワインがHell / ヘル(悪夢、地獄)と名付けられた本シリーズ。
こちらではイタリア系のみならず、アリントやトウリガ・ナショナルといったスペインやポルトガル系のオルタナティブ品種にまでグレッグの興味は広げられています。
そしてリヴァーランドという産地が持つポテンシャルを最大限まで表現するため、スキンコンタクトや赤~オレンジまで4品種・4色揃ってのアッサンブラージュなど、より刺激的かつ多くの実験的な試みが施されています。
また、重要な点としてヘルシリーズはしっかりと熟成期間を経てからリリースされるため、デリンクエンテ特有の親しみやすいフルーツを備えつつも、より奥行あるテクスチャーに優れたクオリティへと仕上がっています。
「赤」「ロゼ」「白」「オレンジ」の全ての色がブレンドされた、実験的なヘルシリーズだからこと誕生したドリンカビリティ溢れる異色の赤。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
自ら ”Delinquente = はみ出し者” を名乗るオーナーワインメーカー、グレッグ・グリゴリオ によって2013年設立された新しいワイナリー。
オーストラリアではテーブルワインの産地として認知されているリヴァーランド。
オーストラリアワインの「機関室」と表現され、ファインワインとは縁遠い土地でしたが、彼が造るワインはリヴァーランドの新たな可能性として高い注目を集めています。
グレッグは祖父や父が経営するワイナリーで子供のことからワイン造りに親しみ、自然と自らもワインメーカーとしての道を歩み始めます。
そして数年の海外留学を経て自身のブランドでワインを造ることを決意、生まれ育ったリヴァーランドで2013年「デリンクエンテ」を立ち上げました。
彼が造るワインのコンセプトは明快です。
「リヴァーランドの気候に適応する南イタリアの地ブドウ」を用い、「なるべく人の手を介さない、ナチュラルな造り」で、「Modern & Easy Drinking」かつ「コストパフォーマンスに優れたワイン」を造ること。
ちなみに斬新なラベルデザインは彼の友人でもあるデザイナーによるもので、それぞれにユニークなストーリーが設定されています。
(インポーター様資料より)