醸造方法
標高250m、石灰質土壌の南向き斜面で育てられ、野生酵母で醸造後は、コンクリートタンクで6カ月熟成させてからボトリングされます。マロラクティック発酵も自然にまかせて行われています。
ワイン情報
エミリアロマーニャ州の土着品種アルバーナらしい軽やかさと心地のいい酸味が特徴。
現当主のエリサ氏が父親のデリオ氏にささげたワインで、ラベル描かれている花は「マンドレイク」神秘的なものとされています。
丁寧に栽培・収穫された葡萄は、雑味がなくアルバーナの品種個性をよく表しています。
ピュアで素朴な生産者の個性も感じさせるワインです。
香りからもフレッシュで爽やかな印象を受け、品種個性の酸味と塩味が心地よく味わいを引きしめています。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
マルタ・ヴァルピアーニは、エミリア・ロマーニャ州の東部の都市フォルリから南西に10kmほどの町カストロカーロ・テルメ・エ・テッラ・デル・ソーレ村にあります。
このエリアは標高300mほどの丘が連なり、その斜面に葡萄畑があるので、のどかな風景が広がっています。
ワイナリーは1998年にワイン畑を引き継ぐかたちで設立され、2006年がワイナリーとしてのファーストヴィンテージになります。
栽培面積は12.5haで年間生産量も3万本程度のとても小さなワイナリーです。
現当主のエリサ氏は、母親のマルタ氏と共に目の行き届く範囲でワイン造りをしていることに誇りを持っています。
2004年に新設したセラーも、2/3は地下にすることで機械的な温度管理を必要としていません。
また、意識的に小規模なセラーにした上で、太陽光パネルを活用するなど環境への配慮もしています。
醸造工程も野生酵母による発酵で、SO2の使用も最低限に抑えています。
大好きな自分たちの土地を次世代にも残していきたいという思いに溢れた彼らのワインは、飾らず素朴な味わいです。
(インポーター様資料より)