Chablis a l’ouest / シャブリ・ア・ロエスト 2020

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醸造方法

樹齢40年。
ダイレクトプレス、ステンレスタンクにて発酵&12か月の熟成。
SO2無添加。

ワイン情報

ランクロが昨年に初めてリリースした亜硫酸無添加のキュヴェ。
今は開けたては優しい果実味、2日目、3日目にシャルドネらしい凛とした強さが出てきます。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

メゾン・パスカル・ブシャールの当主を父に持つ、ロマンとダミアンの兄弟は、父とのワイン造りに対する考え方の違いから、彼らは彼らで独立した小さなドメーヌを立ち上げ、ワイン造りを行ってきました。
そして父の引退を期にパスカル・ブシャールの所有していた畑のみを譲り受け、2016年にドメーヌ・ランクロを立ち上げ、始動し始めます。
畑では生物多様性を重視した農業を行っており、除草剤はもちろん農薬や化学肥料も一切使用しません。
伸びた雑草は土中へ掻き込み、その種子がまた自然に芽吹くことを待ちます。
病害に対しては、必要最低限の銅と硫黄の散布に留め、今後もより自然な環境造りのための農業を推し進めることを重要視しています。
2017年からはビオディナミに準じたプレパラシオン500番・501番の使用の試行を開始。
自然の様々な生物のエネルギーを高め、より強い土地にする為、改良を進めています。
ブドウはアルコール度数が十分に確保できる糖度になるギリギリまで収穫を待ち、全てを手作業にて丁寧に行います。
醸造は自然酵母のみを使用しステンレスタンクにてゆっくり発酵を開始します。
マセレーションは行わず、プレス前に少量のSO2を添加します。
これは酵母の動きを整えるために行い、その後は瓶詰め時の添加まで加えません。
発酵中の温度コントロールは、発酵開始時の温度上昇を抑える為のみ行いますが、それ以外の工程では自然な温度環境の中での醸造を心がけています。
村名シャブリと1erボーロワはステンレスタンクにて熟成。
その他1erモンマンやGCヴォーデジール、GCブランシュは木樽(4~5年使用)にてそれぞれ12か月の熟成を行います。
醸造・熟成・瓶詰めに至るまで、清澄作業は行わず、瓶詰め時に粗めのフィルターにて大まかな澱を取り除きます。
≪キンメリジャン≫という石灰土壌と泥灰土壌、そして多くの生物の化石が複雑に入り混じった、特有の地層を見事に味わいに表現し、かつ強すぎないバランス感、そして柔らかい飲み心地を併せ持った素晴らしい余韻のあるワインです。

(インポーター様資料より)

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