醸造方法
半量を手除梗・プレス、残り半分をグラップ・アンティエールでメンブランプレス機に投入。
ほぼ無加圧(ほぼ自重)で約半日プレス、残り半日で同じ工程を行い1日で2回プレス。
タンク移動後は自然酵母で発酵が始まり、約3週間~1.5ヶ月タンク内で発酵させ一次発酵終了。
二次発酵用の糖分(兼ロゼ色原料)としてヤマブドウのジュース・リザーブを追加。
約4ヶ月間温度管理された発酵促進室にて保管。すべての工程においてSO2無添加。
自然酵母使用、無濾過。
ワイン情報
Op.はオーパスの略。
2022年は積算温度実測値が 1,463℃、一昔前の北海道と比べると実質200℃以上上昇。
日照も良く生食ぶどうにも適した気候だった一方、開花時期の雨などにより、余市地域全体的に生食ぶどうの収量が低下。
収穫されたぶどうの品質はかなり良く、よりスッキリと飲み心地のよい仕上がりとなりました。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
オーナーの上田一郎氏は家族で7年間アメリカに在住。
帰国後、父は飲食業を経営しつつ、自然と共に生きることを決意。
余市仁木町に畑を買い移住。1999年に上田さん夫妻がオーガニックフルーツ農園を開いたことから始まりました。
ドメーヌ・イチ(Domaine ICHI)は2008年に創業したベリーベリーファーム&ワイナリー仁木の新設ワイナリーです。
ワイナリー所在地の北海道余市・仁木エリアは気候と土壌条件に恵まれ、近年多くのヴィンヤードとワイナリーが作られています。
ドメーヌ・イチではピノノワール、ピノグリ、ゲヴェルツトラミナーなどの醸造用ブドウ、並びに昔からこの地域で栽培され続けてきたナイヤガラやポートランド等の食用ブドウ、そしてハイブリッド品種を有機JASと環境にやさしい有機農法で自社農園で栽培しています。
ワイナリー移転前の2011年の旧ワイナリー時代には日本で初めてのオーガニックワイン認定を取得し、新ワイナリーのドメーヌ・イチでも2021年にオーガニックワイナリー認定を取得しました。
これからも環境と人にやさしい農法で栽培したブドウを、出来るだけ自然な醸造方法で、皆様に楽しんで頂けるワイン造りを目指します。
(インポーター及びワイナリー様資料より)