Naked Ruby / ネイキッド・ルビー 2022

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醸造方法

勝沼にある農園のマスカット・ベーリーAを100%使用して酸化防止剤無添加、野生酵母で発酵させ、無濾過で仕上げました。
菱山・鳥居平丘陵地区の棚仕立ての圃場でBrix 17.5から18の糖度で収穫。
ワインとしてバランスをとるため少量の補糖を行いました。
醗酵中の温度は自然にまかせ12日間の醸し後、搾汁。
ステンレスタンクで6ヶ月間熟成しました。

ワイン情報

ストロベリー、ブルーベリーのベリー系のチャーミングな香りに心地よい酸味でバランスのとれたワインです。
出汁のきいた煮込み料理、シンプルな味付けの豚肉や鶏肉を使用した料理、お醤油、みりん、砂糖で味付けした料理と相性がいいです。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

2011年からケアフィットの有志が勝沼の農地を再生することを目的に、勝沼の鳥居平にほど近い丘陵地の耕作放棄地を開墾し、葡萄の苗植え、山小屋を建てたことからケアフィットファームがはじまりました。
ケアフィットファームワイナリーのマークには当時のフロンティア精神の思いを込め、鳥居平と山小屋をモチーフにしました。

ケアフィットファームでは、あらゆる障害がある人たちと一緒に大地の恵みを感じながら、土づくりから収穫まで葡萄づくりを行っています。
化学肥料や殺虫剤をできる限り減らし、出来る限り手作業で、葡萄そのものの力を引き出すために自然発酵させ、葡萄本来の甘みを最大限に生かしたワインづくりを目指しております。
あらゆる人の笑顔あふれる未来を守るために、自然と共に生き、葡萄を育む大地、勝沼の土地の風土や文化、畑や品種、様々な個性を大切にすることを目的としています。

味わいは「フィネス」「やさしさ」「エレガント」の表現です。
マスカットベーリーA・甲州とも個性あふれる6種類の仕上がりとなっています。
造り手のこだわりだけでなく、飲み手の場面や雰囲気をイメージしながら醸造しています。

Viticulture 〜葡萄栽培法〜
日本の地場品種である甲州とマスカット・ベーリーAにこだわり、ワインとして様々な可能性を引き出していきたいと考えております。
それに伴い、環境に配慮すること、殺虫剤の使用を極力控えること、手作業で出来る事ことは手作業を心掛けています。

Winemaking 〜ワイン醸造〜
自家農園の畑の醸造にこだわり酸化防止剤・清澄剤の使用や濾過を極力控え、補糖も極力しないで、バランスの良いワインづくりに妥協することなく、農産物としてのワインづくりを意識しております。

Philosophy 〜哲学〜
自分たちに合った限度を知り、多くを望まないこと。山と川、動物、虫たち、花や木々、土、すべての自然を尊重し、太陽、雨、風を受け入れて、暑さ寒さを実感し、ワインづくりで表現していくこと。
農のある豊かな暮らしをすること。あらゆる人たちが交じり合いながら、共に生きるインクルーシブな社会を実現すること。

・醸造家
中根拓也 (日本ソムリエ協会 ソムリエ/山梨大学 ワイン科学士)
当初、東京六本木の小さなホテル勤務。そこでソムリエに憧れ、勉強をはじめ、数件のホテル、レストランを渡り歩き、銀座ボンシャンにてソムリエの資格を取得。
食は好きであったが、ハードリカーやカクテル、葉巻やミネラルウォーターなどソムリエの職業の幅の広さに痛感。
ワインだけに特化したく単身、山梨へ移住してワインづくりを目指したことがきっかけとなり、現在にいたる。
当時の日本のワインと、海外のワインの品質の差にも痛感し、外国にも負けないワインづくりを目指した。

大切な家族を守りたいという思いから、自然食品にこだわるようになった。
そんな中、絶滅危機にある生物を守る活動に取り組み、地球環境保全の重要性を感じた。
それは、次世代を担う子どもたちを守ることに繋がる。そんな思いから、ワインづくりを通して、自然派ワインにたどりつく。
ワインづくりは、美味しい葡萄づくりからはじまる。
美味しい葡萄づくりには、土作りや環境、栽培方法で大きく変わる。できる限り農薬を減らし、身体に優しい葡萄づくりにこだわりを持つことは環境保全に繋がる。
また、その土地やその年によって葡萄の個性が現れる。
そんな葡萄本来の個性を最大限に引き出すために天然酵母・無添加での醸造で表現し、身体に優しいワインづくりを目指したいと思った。
そして、日本の地場品種である甲州葡萄・マスカットベーリーAにこだわり、ワインとしてさまざまな可能性を引き出していきたい。
このような思いを込めてワインづくりをしていきたい。

(ワイナリー様HPより)

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