醸造方法
総酸:5.6g/L
残糖2.2g/L
土壌:砂質粘土土壌と石灰岩
樹齢:70年以上
生産本数:2000本
全房にてフット・ストンプ。
ステンレスタンク5~7日間のマセラシオン、マロラクティック発酵。
澱と共にステンレスタンクで3ヶ月熟成させたのち、瓶詰め。
無清澄、無濾過、全てにおいて亜硫酸無添加。
ワイン情報
放置された葡萄畑をスサナが見つけ、そしてとても気に入りました。
見つけた時、一緒にいた愛犬“ゾロ”と自画像をラベルとして使用。
低アルコールでライト。
エレガンスとフィネスを求めたキュヴェとなります。
明るい赤紫色。
ラズベリー、サワーチェリー、少しのカシスとスパイスのアロマ。
ベリー系の果実味、フレッシュで柔らかなライトボディにエレガントさも。
タンニンは軽く、フルーティーさが全面に出ています。
いわゆるバレンシアのトラディショナルな濃い赤ワインとは反するスタイル。
冷やして飲むことができるジューシーな赤ワイン。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
BODEGAS Pigar / ボデガス・ピガーは、1952年に、現当主 Juan Piqueras / ホアン・ピケラスの祖父が、ガルシア家と協力し、葡萄の栽培に取り掛かったのが始まりです。
ピケラス家とガルシア家、二つの家族の名前を合わせてピガーと命名しました。
バレンシアはスペイン最大の港であり、スペイン第3の大きな都市になりますが、ワイン造りを見ると“バルクワイン”が主流の地域となる為、加工された安価な赤ワインと白ワインが集まる地域でもあります。
そういった大手ワイナリーが多く生存する地域で、彼らは祖父の世代から、主にカヴァに使われる葡萄を栽培してきました。
ホアンは、当時、同じバレンシアにあるトラディショナルなワイナリーBodega Manzaneque / ボデガ・マンサネケでワインメーカーとして働いていましたが、そこでの任期を終え、家族のワイナリーに集中することを決めました。
大きなワイナリーが多く存在するこの土地で、ホアンとパートナーであるSusana López / スサナ・ロペスは2014年に村へ戻った際、彼らが所有する単一畑の可能性に気付きました。
また、樹齢65~110年の古く、放置された葡萄畑と、忘れかけられている従来の葡萄品種の復活を目標にかかげました。
そして、その土地によくある従来型のワインとは違い、独自の個性と先祖代々の知識と経験、持続可能性に基づいて、職人のこだわりを持ち、伝統、自然、家族を重んじて、その土地の可能性を信じ、夢を持って、彼らの代から新しいワイン造りに取り掛かりました。
2014年からプロジェクトは進められ、2016年がワイン造りの最初の年となります。
(インポーター様資料より)