Pinot Noir Faure Vineyard / ピノ・ノワール フォール・ヴィンヤード 2019

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醸造方法

【畑立地】海岸からわずか3〜4kmに位置し、海側に向いているため、一年を通して大西洋からの冷たい風がよく入り、気温は周辺よりも通年で3~4℃ほど低くなります。
【植樹】1997年
【土壌】粘土質を多く含む花崗岩で、表面は貝殻が混ざった砂質で覆われています。
【収穫】手摘み
【全房使用率】100%
【発酵】開放式ステンレスタンクにて、足で軽く踏むことにより抽出を最小限に留め、房をなるべく崩さないようにポンピングオーバーは1日に1~2回優しく行います。
【スキンコンタクト】10日間
【熟成】フレンチオーク古樽にて10か月間
無清澄、無濾過

ワイン情報

ミックが南アフリカではじめて手掛けた思い入れのあるピノ・ノワールを用いて、他のどの品種よりもテロワールを表現しやすいこの品種特性を生かしたアプローチで造られています。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

オーストラリアで生まれ育ったミック・クラヴァン氏が、南アフリカ出身の妻と共に、ステレンボッシュの地において2014年に立ち上げたドメーヌです。
彼は今南アフリカにおいて注目を集めている、前衛的なワイン造りを目指す若手のワイン生産者たちが造っているチームの一員で、同世代の彼らと共に、自然に対してのリスペクトを掲げながら、その年のブドウの出来具合に合わせたワイン造りをしています。
ステレンボッシュの単一畑、単一品種にこだわり、ユニークで唯一無二のキュヴェを揃えます。
彼はオーストラリアの大学で醸造を学びましたが、カリフォルニアのワイナリーで働いていた際に南アフリカ出身で実家がワイン醸造家という女性と出会い、彼女との結婚を機に南アフリカに移住をしました。
夫婦ともにワインへの飽くなき追求心と愛情は底知れず、ステレンボッシュにおける今大注目の若きホープです。

・醸造
ミック・クラヴァン氏のワイン造りは、ライトでナチュラルな仕上がりを目指しています。
◆白ワインキュヴェ◆シュナン・ブラン、ピノ・グリ
◆赤ワインキュヴェ◆サンソー
毎年基本的に同じプロセスを用いて、自然に忠実なワイン造りをしていますが、それぞれ土壌の違いやブドウ品種、天候に合わせた醸造方法を施しています。
一貫してこだわっているのは、軽やかで柔らかく、食事に寄り添うようなワイン造りです。
白ブドウはステレンボッシュのブドウ栽培農家から毎年購入し、黒ブドウは妻の家族が所有していた畑を引き継いで自社栽培しているもので、多くのブドウ樹は高樹齢を誇ります。
彼は「醸造家/ワインメイカー」としてだけではなく、自らもかなり頻繁に畑に赴いて契約しているブドウ栽培家らと密にコミュニケーションを取っています。
これは彼の確固たるポリシーである 「上質なワイン造りの原点は上質なブドウ」に基づいた姿勢だと言えます。
醸造においては、全てのキュヴェにおいて野生酵母による自然発酵を行い、清澄なしでフィルターもかけておらず、SO2も瓶詰時に少量使用するのみで、一貫して極めてナチュラルなアプローチでワイン造りをしています。

(インポーター様資料より)

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