El Primer Beso / エル・プリメル・ベソ 2022

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醸造方法

【立地】いくつかのテロワールが重なり合う冷涼な区画で、標高740~780m。
【植樹】1998年
【仕立て】ダブル・ロイヤル・コルドン(垣根仕立て)
【収穫】夜明けに手摘みにて行う
【全房使用率】0% (除梗100%)
【発酵】ステンレスタンク(100hl)使用
【マセラシオン】なし【熟成】コンクリートタンク(61hl)にて6カ月間
【瓶詰時期】2022年5月
【生産本数】25,600本

ワイン情報

自社畑の中で最も冷涼で、フレッシュかつ力強い果実が実る区画のブドウを使用。
キュヴェ名はスペイン語で「ファースト・キス」の意味で、正にアロマと甘酸っぱさが溢れ出すような大胆な味わいです。

明るいガーネット色に紫色に藍色のエッジ。
たっぷりなベリーの香りがグラスに広がります。
柔らかな口あたりとボリューム感、そして心地の良いタンニン。
例年に比べて凝縮した印象を受けながらも、このワインならではの可愛らしさ。
力強さとエレガントさ、そして洗練された味わいを持ち合わせている赤ワイン。
白身魚、牛、鹿などの赤身肉、そして鴨のグリルなどに合います。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

『謙虚・誇り・情熱』 をモットーに、自然の摂理に基づき、伝統と経験を大切にしながら、最新鋭の設備を備え、モダンなスタイルのワインを生み出す気鋭のボデガです。
Moyano-Agüera/モヤノ・アグエラ家による家族経営で、ワインコンサルタントには、自身のワインがパーカー・ポイント100点満点を獲得し、ジェームス・サックリングの「世界のトップワイン100本」に選出されたことのある数少ない醸造家のひとり、イタリア人の Luca D’Attoma/ルカ・ダットーマ氏が招かれていますが、ここでは彼は一転してピュアなワイン造りを目指しています。
ボデガでは次世代を見据え、30haの自社畑ではエネルギー消費量を極限まで抑えた持続可能な栽培を行い、全工程で極めて厳格にビオディナミによるワイン造りを行っています。
ボデガの立地は、かの 「キュヴェ・ウニコ」 で有名な 『ボデガス・ベガ・シシリア』 に隣接しており、「リベラ・デル・ドゥエロ」 のテンプラニーリョのエレガントさと繊細さ、そして力強さを最大現に表現しています。
そして印象的なデザインの建築は 「シャトー・マルゴー」 の改築を手掛けた若手建築家によるもので、ブドウの品質に最大限配慮し、風向き、熱効率に伴う体積と形状、材質、働く人々の導線などに拘り抜いた意欲作です。

・産地・畑・栽培
【産地】Quintanilla de Arriba/キンタニージャ・デ・アリバ村
【自社畑総面積】わずか30ha
【標高】700~750m
【区画】土壌とミクロクリマによって9区画に分けて管理
【土壌】地層は起伏に富み、石灰岩や泥岩、砂や粘土など非常に多様で複雑
【栽培管理】地理的条件により畑が他のエリアとは隔離されているため病気にかかりにくく殺虫剤を用いる必要もありませんでしたが、2010年9月から完全に生物学的データに基づいて有機栽培による畑管理を行っており、肥料はすべて自然由来のものを使用しています。

・醸造
醸造工程全てにおいてできる限り人的介入はせず、複雑なテロワールに合わせながらテンプラニーリョの持つ繊細さを表現するため、キュヴェごとにステンレスタンク、卵型の小型のコンクリートタンク、樽を使い分けています。
熟成においては、区画の個性やキュヴェの特性、またはそれぞれの樽の状態に応じて、期間が細かく調整されています。

(インポーター様資料より)

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