Bodegas Menade / ボデガス・メナーデ
Spain Castilla y León / スペイン カスティーリャ・イ・レオン
それは自然の生命に溢れる感動のナチュラルメーカー。
1820年ルエダDO地区を含む多様性のある葡萄園を所有し創業。 醸造は、19世紀初頭にラ・セカにあった岩盤を切り出した地下施設で行われていたが 多くの醸造場のあった名醸造地であったラ・セカは、スペイン内戦によって、カリニェナと同じくして 荒廃し、創業が不可能になった、戦争の被害を全身に受けた秀逸ながら悲惨な過去を持つ。
それでも、1980年以降から葡萄園は復興し、 ラ・セカの醸造施設を「メナデ・バイ・セカラ」と改名、 元々あった建造物の修復と同時に斬新な近代的ワイナリー ボデガス・メナーデを2005に建設。
アレハンドラ、マルコ、リチャードの3人は、長い歴史を持つワインファミリーの6代目となる
メナーデの目的は、伝統と自然技術の融合。 一方ではハイテク、一方では実績のある古くからの実用的な文化的伝承という 2つの世界の最良のものを得ることを基本に、環境や自然の摂理と調和させている。
ベルデハ(現在はベルデホと言う名前に集約されている)の140年の自根の有機葡萄ワイン。 斬新なバイオダイナミクス農法により生まれた亜硫酸無添加のナチュラルワイン。
亜硫酸無添加でスペイン独特の長期樽熟成のワイン等実際にこれらのワインは、他に存在しないメナーデオリジナルであり、驚異的な魅力を持つ。
地球上の昆虫の数は、化学製品の使用により急速に減少している中、 メナーデでは30%増加。無農薬のマイクロシステムにより昆虫や微生物にとっては、 この畑は楽園!
多くの昆虫、ロバ、ニワトリ、ガチョウなどが放し飼いで生息していて、 パワフルでケンカもするけど、自然の中で悠々と生きている。
葡萄への「ヘルスケア」は自然の生命に溢れた力
メナーデは利用可能な多くの自然資源を利用し、葡萄への「ヘルスケア」を実施している。 土壌や植物、自然界に存在する酵母に優しい植物由来の煎じ薬となる、 イラクサ、シナモンなどの多様な自然植物の力を活用し葡萄をトリートメントしている。 例えばアブラムシ等の問題が発生した部分にバニラを薄めてスプレーするとテントウムシとアカグモ が集まり自然の処理を施し葡萄を守ってくれる。
その後、ビネガーをスプレーするとテントウムシとアカグモは、元居た場所に帰っていく。 こうして、殺虫剤や農薬の一切を使用しなくて健康な葡萄が成長して行く。
バレリアンは葡萄の木の温度を調節し、イラクサの煎じ液は干ばつの時に植物の成長を促すのに特に有効。 スギナ(Equisetum)とセージはカビを防ぐのに役立ち、ヤロウとシナモンはウドンコ病を 退治するだけでなくダニを寄せ付けず、カモミール、ニンニク、ヨモギは植物の代謝を活発にしてくれる。 土壌に生息する野草は、バクテリアや安定した吸収性の高い窒素などの微生物との相関が形成される。 40種以上の植物を集めた多種類の自然植物からは、一年中生命の自然の息吹が感じられる。
絶滅の危機に瀕しているザモラから救出した長毛種のロバ、ザモとラナのペア、ニワトリとガチョウ、 彼らの有機的な糞も微生物にとっては非常に役立っている。
ボデガス メナーデのワインは圧倒的にグリーンでナチュラル。 味が良いだけでなく、
気分を良くしてくれたり、アレルゲンやヒスタミンが含まれていないなど、 人間に対してもケア性を持つ。
1820年より追い求めてきた無尽蔵な植物や生態系研究が 完璧なワインとして形となっているメナーデワイン。 化学薬品を使えば効率も良く、簡単に葡萄は造られるであろう。 しかし、100%の自然を求めるメナーデはその効率の全てを捨て、 心にも、体にも良いワイン作りの先頭になり世界のナチュラルワインを牽引している。
土壌は炭酸塩を豊富に含んだ砂質粘土で石灰岩の層が多い、土色の石が転がる典型的な まさにルエダの特徴そのもの。
インポーター:ヴォガジャパン
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