醸造方法
全体の70%を全房発酵。
古樽で静かに寝かせたのみのシンプル極まりない液体。
ワイン情報
「ドン ピノ・ノワール マーティンボロー 2016」
「ドン ピノ・ノワール ネルソン 2016」
この2種のワインを語る時、各々の違いを違った列で説明するのは違うと思っております。
なぜならば醸造の上で異なる点が全く無いからです。
違いは収穫された土地のみ。
北島の南東にあるMartinboroughと南島の北西にあるNelson。
それだけ。
全体の70%を全房発酵。
古樽で静かに寝かせたのみのシンプル極まりない液体。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
シドニー生まれのアレックス・クレイグヘッドは幼少期にニュージーランドに移住。
クライストチャーチで育った彼はキャリアを料理人としてスタートしました。
2001年にシェフとして西オーストラリアのスワンヴァレーに移り住みましたが、同地で多くのワインを味わい、醸造家と密接な繋がりを持った事でワイン造りへの情熱が目覚め始めたそうです。
ワインへの熱い想いは彼をキッチンから切り離し、ニュージーランド リンカーン大学への誘います。
そこで醸造学と栽培学を修め、フランス・イタリア・スペイン・アメリカ・カナダと各国でビンテージを含めた全プロセスを叩きこむ事になるのです。
世界各地を巡りながら様々なスタイルのワイン造りを体験し、2011年にようやく生まれ育ったニュージーランドへ戻って来たアレックスには一つの野心がありました。
それはニュージーランド最高の「ピノ」ファミリーを作り上げる事。
ワイララパにあるマタヒウィ・ワイナリーを経て若干32歳の若さでアラナ・エステートの醸造最高責任者に抜擢されたのは情熱のみならず、マタヒウィを一躍スターダムに伸し上げた彼の手腕が評価された結果です。
マーティンボローの雄アラナ・エステートを率いつつアレックス自身が本当に自分の為に作りたいと願ってスタートしたレーベル。それがドンです。
今は亡き祖父の名に込めた彼の想いワインの味わいに反映され、未だオーセンティシティが蔓延する同国市場に一石を投じ、大きな波紋を呼んでいます。
(インポーター様資料より)