醸造方法
手摘みにて収穫。
プヌマティックプレス5時間。
40%全房、同時日に収穫し20日間醸し。
フードル樽にて10ヶ月熟成。
オリ引きは瓶詰前まで行わない。マセラシオン有。
SO2無添加。
ワイン情報
2021年は5,6月とアルザスに限らず、フランス全土で毎日のように雨が続き、昼夜問わず雨が止んだ一瞬の隙をみてボルドー液を散布しなけらばならなかった。
それでもベト病が蔓延してしまい、例年の30%しか収量をとる事ができなかった。
収穫が開始されても、寒い日が続き葡萄の熟度のバラ付きが激しく、収穫日の決定がとても困難な年となった。
しかしながら収量は減ったが、凝縮度があり、高い酸度を有した素晴らし葡萄を得る事ができた。
醸造でも揮発酸などの欠陥も出る事がなく瓶詰までスムーズに進む事ができ、例年にはない表情のワインを得る事ができた。
ドメーヌグロスの醸しワインをもっと多くの人にカジュアルに楽しんでもらうために2018年に初めて造られたキュベ。
シャルキュトリーやフロマージュなどをつまみながら、ガブガブのめるワイン。
焼き鳥などの日本食との相性も良い。
3品種のアッサンブラージュのためトリオ。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
当主であるVincentの曾祖父であるHanry Grossが1950年に1.5haの畑を購入。
当時は栽培した葡萄を販売し生計を立てていたが、1965年から祖父のLouis Grossがワインを造りはじめる。
1980年にVincentの父であるRemy Grossが現在のワイナリーをDomaine Gross設立、畑は2.5haまで増える。
南仏やアルザスのクライデンヴァイスでの研修を終えたVincent Grossが2006年より醸造、栽培に加わり直ぐさまビオディナミ農法を取り入れる。
2010年にVincentが当主に就任。
現在は畑は10haまでに増え、祖父、父、母、Vincent(現在37歳)の三世代でワインを造り続けている。
畑の多くは粘土、泥土、石灰。アルザストップのミュスカが生産されるGC Goldertを所有している。
品種本来の香りを引き出しテロワールを最大限に表現すること重要視している。
エチケットはVincentの息子のLouis君と娘のCharleneが描いた。毎年エチケットのデザインが変わる。
(インポーター様資料より)