醸造方法
単一畑のブドウを野生酵母による醗酵&マロ醗酵、フランス産の500L新樽(全体の30%)・古樽およびステンレスを用いて21ヶ月澱と共に熟成。
ワイン情報
コンヴェンショナルでありながら、決してオールドファッションではない、実にラ・ プティ・モールらしいシャルドネ。
「単純に聞こえるかも知れないが、とにかく樽のサイズこそがポイントなんだ」とは醸造家のグレン。
ゴージャスかつスパイ シーなアロマに飲み応えのある骨格、同時に洗練されたフィネスを備えた上質さ。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
「ラ・プティ・モール」はグレンとロバートの2 人によって2010 年から始まった挑戦的なワインプロジェクトで、母体は彼らが2000
年にクイーンズランド州グラニットベルトに設立したワイナリー「ベントロード」。
フランスワインをこよなく愛する生化学者だったグレンはある時パートナーであるロバートと共にワインを造る夢を実現させることを決意し、離職。
理想の土地を探す旅の途中で2000年、オーストラリアでも極めて特殊なワイン産地グラニットベルトで理想的なロケーションを備えた土地と出会い一目惚れします。
すぐに購入を決断した彼らはその土地にまさに一からブドウを植樹。
同時にグレンはチャールズスタート大学で醸造学を修める一方、「Cakebread Cellers (Napa)」、「Clovely Estate(豪)」、「Heritage Estate(豪)」など複数のワイナリーでヴィンテージを経験するという驚くべきエネルギーでスキルを重ねていき、自社での経験も相まって着実に自身のビジョンを作り上げていきます。
そして2010年にはさらに「もっと挑戦的で面白いことをしてみたい」という想いから限定生産のプロジェクト、ラ・プティ・モールをスタートさせました。
現在およそ3ha ある自社畑ではサステーナブル農法を実践(近隣の畑からの買いブドウ含む)。
雹害のリスクが大きく、1-3 月の湿度も高いグラニットベルトでは病害のリスクマネジメントが第一優先ですが、その中でできる限り自然環境に配慮して栽培されています。
その姿勢はワイン造りにおいても共通しており、野生酵母による醗酵(状況により培養酵母を併用)、酸化防止剤や清澄剤の使用はワイン
をクリーンに保つという限りにおいて最小限に抑えられています。
まだオーストラリア国内ですらあまり知られていない彼らですが、近い将来センセーションを巻き起こすことは間違いありません。
(インポーター様資料より)