醸造方法
樹齢33年。標高300m。
ソウサ川とタメガ川(ドウロ川の支流)の間の谷間。
痩せた石ころの多い花崗岩質土壌の区画。
ミカとは雲母のことで、土壌の高い割合を占め、ワインに際立つミネラルを与える。
手摘み、グラップ・アンティエールのぶどうをダイレクトプレス。
ステンレスタンクで野生酵母でアルコール発酵(低温発酵)、熟成。
ワイン情報
完熟グレープフルーツやレモンコンフィの分厚い果実味。
フェンネルやディルの爽やかさに、ホワイトペッパーのスパイス感も。
花崗岩由来のキレッキレのミネラル感がたまらない!
凝縮感と旨みがドッサリ!
樹齢33年の旨みとギュッと詰まった果実味が、シャープな酸を包み込む濃密ヴィーニョ・ヴェルデ!
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
ヴィーニョ・ヴェルデという産地は、スペインとの国境ミーニョ川、そしてドウロ川の下流を中心とする大西洋に近いエリアで、アリント、ロウレイロ、アルバリーニョなどの品種で白ワインが主に造られる産地。
大量生産で弱発泡性のシンプルなワインとしてのみ知られてきたこの産地だが、数年前から量から質への転換が少しずつ出てきている。
その中心にいるのが、このヴィニビオ。
ヴィニビオは志を同じくする4人のブドウ栽培農家が、誰もが楽しめる価格帯で、本当に良いヴィーニョ・ヴェルデを造ろうと、一緒に共同組合を起ち上げた。
共同組合と言っても、一般的な量を造るものではなく、これまで大手生産者にブドウを売ってきた小さな情熱ある農家がワイン造りを共有することが目的。
4人のうちの1人、フェルナンド・パイヴァは、ヴィーニョ・ヴェルデだけでなく、ポルトガルでビオディナミのパイオニア的存在。
彼はニコラ・ジョリーやピエール・マッソンの影響を受け、ビオディナミを独学、自分の環境に合わせたやり方で実践している。
小規模で自然派の考え方の造り手はポルトガルではまだまだ僅かで、認証を取得しているのは更に僅か。
しかし、彼の影響を受け本当に良いワインを造っていこうとする動きは、ポルトガルでも確実に起こってきている。
(インポーター様資料より)