醸造方法
3回に分けて収穫されたブドウはごく短いスキン・コンタクトを経てステンレスタンクへプレス。
複数種類の培養酵母によって低温醗酵、半年弱の熟成。
ブレンドされボトリング。
Closure:スクリューキャップ
ワイン情報
周辺の畑からの買いブドウ、平均樹齢20歳以下の3品種ブレンドから造られる辛口白。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
「Paddy Borthwick / パディ・ボースウィック」は現オーナーワインメーカーであるパディ氏が1996年ニュージーランド北島ワイララパの地に設立した家族経営のワイナリー(年産12,000箱)。
ボースウィック家は5世代に亘り”食”と密接に関わってきた家系(19世紀のイギリスで冷凍肉ビジネスのパイオニアだった)で、パディ氏の祖父の代でNZへと移住。
以来ワイララパの地でアンガス牛と羊の農場を経営してきましたが、パディ氏は当時そこまで注目されていなかったワイララパの「ワイン産地」としてのポテンシャルにいち早く気付き一念発起。
オーストラリアのローズワーシー大学で栽培・醸造を修め、3つの大陸・計5ヶ国で醸造家として経験を積んだ後にワイララパに戻りブドウ畑を開墾、ついにパディ・ボースウィックを設立しました。
以来高品質なワインを世に送り出し続け、世界的に評価を高めています(生産量の90%が輸出)。
ワインが造りだされるのは彼が自ら開墾した27haの自社畑(サステーナブル農法を実践、Paper Roadは近隣の畑からの買いブドウを含む)と隣接する醸造所で、特にピノ・ノワールには並々ならぬ情熱があり10haの畑に8種類ものクローンが植えられています。
畑は川に接し石を多く含む水はけの良い堆積土壌で、日中と夜間の温度差が大きく降水量は少ないという恵まれた微気候。
既に醸造家として39ヴィンテージ以上の経験値を誇るパディ氏が造るワインは親しみやすい果実味と奥深さを備えた上質なコンヴェンショナル・スタイル。
しかしブドウのクオリティを第一に考えなるべく添加物の使用を抑えたアプローチの採用、さらには区画・品種・クローン毎の細かい醸造によるテロワールの追及といった挑戦心に溢れたワインメーカーです。
(インポーター様資料より)