醸造方法
樹齢24年。
粘土石灰質。
8日間のマセラシオン。
ワイン情報
軽めのオレンジワインに仕上げている。
綺麗な酸とミネラルとのバランスが非常に良い。
少し寝かせても面白くなりそうです。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
タラゴナから内陸に車で約30分、カルソッツと壮大な修道院で有名なサンテスクレウスという小さな村のガレージからスタートしたリュラル。
もともとは代々、村の農協にブドウを卸していた農家の家系に生まれたシャビとアンドレオの兄弟にとって、ブドウ畑や自家消費用に祖父や父親が作っていたワインは子供の頃から生活の一部だっ
た。
両親と同じ様にブドウ栽培をする中で、同世代の自然な造り手のワインに触れ、自分たちのワインを造ることを決意。
本来、古くからこの土地で行われていたワイン造りを再現するべく最低限しか手を加えないナチュラルな醸造を選択。
それを支えるのは家族が代々守ってきた畑への信頼。
その一方で、オリオル・アルティガスが主催する醸造学のクラスに参加するなどして得た技術的なノウハウ。
赤、白共にマセラシオンを経た醸造で、奥行きと複雑味を感じると同時になんとも言えない伸びと透明感、強烈なエネルギー。
ガレージの様なカーブを改装してより求める醸造に適した環境も整いつつある。
家族が生きる土地への愛情とカタルーニャの伝統への敬意、若さや現代的な感性と技術。
その全てのバランスが取れる日も近いはず。
今ではフランスの大きなサロンに出展した影響もありヨーロッパ、世界中から注目を浴びる存在に。
カタルーニャワインの未来を思う時、真っ先に頭に浮かぶ造り手の1つである。
(インポーター様資料より)