醸造方法
土壌:白亜質土壌
畑:ヴェグセルブーヘルン、クレフテン 樹齢21年 ビオディナミ農法
収穫日:2022.9.6
ボトリング:2022.10.25
総酸:6.7g/L
残糖:1.0g/L
4~10時間のスキンコンタクト。
除梗して軽くプレス。
ステンレスタンクにて天然酵母による発酵後、そのままステンレスタンクで寝かせてボトリング。
無清澄、無濾過。
ワイン情報
細かい澱を多く含み、濁りのあるライトイエロー。
非常に華やかで、マスカットや白い花、洋ナシ、桃、青りんごのアロマ。
フルーティーかつ、すっきり爽やかで軽快な味わいとバランスのとれた酸とミネラル。
余韻に柑橘類の皮のニュアンス。
気分をリフレッシュできるフレンドリーワイン。
名前の由来は、プリマ=良い、優れている。
ドンナ=オペラでの第一女性。
これらを掛け合わせ、ワイナリーでその年の一番初めに作られる優れたワインという意味になります。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
オーストリア・ニーダエスタライヒ州・カルヌントウム・ゲッテルスブルンにて、ワインの醸造を娘のビルギットが行い、母親のグレーテは蒸留酒を生産している、女性によるワイナリー&蒸留所。
1876年よりワインを生産、ハードリカーの生産は近年からで、2010年より開始。
銅製スチルの分野における有力な国際エンジニアリング会社である、ドイツのカール社製の単式または連続式蒸留に切り替えることができる蒸留器で、用途に合わせて蒸留をしています。
ビルギットは、『私にとって、ワインは夢と冒険です。気候、土地、葡萄、それぞれが自然とつながり、ワインが作られる。
そして、楽しい時間、美しい食事に繋がっていくことを祈っています。』と語り、全ての葡萄をビオディナミ農法にて育てています。
各葡萄品種の個性や土壌の特徴を活かしながら、フェミニンでエレガントなワインを生産。
それは表面的ではなく、内面的に表れています。
繊細でライトな白ワインからエレガントで深みのある赤ワイン、全てのワインに共通しているのは、たっぷりで柔らかな果実味を充分に感じられることです。
ブドウ畑は、6ヘクタール、60%は黒葡萄(ツヴァイゲルト、メルロー、ピノ・ノワール、ブラウフレンキッシュ)、40%は白葡萄(グリューナー・ヴェルトリーナー、ゲルバー・ムスカテラー)を生産。
ラベルやワインのネーミングに、女性ならではのセンスが感じられ、ファンシーでチャーミング。
また、蒸留所に関しては、ワイナリーと併設されており、母グレーテによって、ジン、シュナップス、ブランデーなどを生産しています。
庭や畑から取れた健康で熟したフルーツやハーブ、グレーテが選定したボタニカルを使用し、蒸留から瓶詰まで、グレーテにより行われています。
ワイン同様、決して派手ではなく、柔らかく、ボタニカルや果実の旨味を表現した極少量生産の女性によるクラフト蒸留酒を生産しています。
2020年のヴィンテージより、ドイツ・オーストリアなどを中心に農作物・食品のオーガニック認証を行っている機関 lacon の認証を取得。
(インポーター様資料より)