FRIZZI MIZZI / フリッツィ・ミッツィ 2021

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醸造方法

土壌:レストチョーク
畑:ノイジードル湖付近
樹齢:15~21年 ビオディナミ農法
収穫日:2021.9.16
ボトリング:2022.2.16
総酸:6.5g/L
残糖:5.5g/L
手摘みで収穫した葡萄をブレンドし、2〜20時間スキンコンタクト。
除梗、プレスした後、低温発酵。
ステンレスタンにて保管し、瓶詰前に2.9バール以下の炭酸ガスを注入したフリツァンテ(微発泡ワイン)。

ワイン情報

プチプチとした泡に、淡めの明るいピンク色、イチゴやラズベリーなど沢山のベリー系のアロマ、瑞々しくフレッシュでシンプル、ボディは柔らかくジューシー、余韻にほのかな甘みがあり、とてもキュートなロゼワイン。

フィリッツィとはフリツァンテを意味しますが、女性のニックネームでもあり、ミッツィもまたオーストリアでよく使われている女性のニックネームです。
両方の単語のZZの発音が気に入って、言葉遊びのような感覚でそれを繋げてネーミングしました。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

オーストリア・ニーダエスタライヒ州・カルヌントウム・ゲッテルスブルンにて、ワインの醸造を娘のビルギットが行い、母親のグレーテは蒸留酒を生産している、女性によるワイナリー&蒸留所。
1876年よりワインを生産、ハードリカーの生産は近年からで、2010年より開始。
銅製スチルの分野における有力な国際エンジニアリング会社である、ドイツのカール社製の単式または連続式蒸留に切り替えることができる蒸留器で、用途に合わせて蒸留をしています。
ビルギットは、『私にとって、ワインは夢と冒険です。気候、土地、葡萄、それぞれが自然とつながり、ワインが作られる。
そして、楽しい時間、美しい食事に繋がっていくことを祈っています。』と語り、全ての葡萄をビオディナミ農法にて育てています。
各葡萄品種の個性や土壌の特徴を活かしながら、フェミニンでエレガントなワインを生産。
それは表面的ではなく、内面的に表れています。
繊細でライトな白ワインからエレガントで深みのある赤ワイン、全てのワインに共通しているのは、たっぷりで柔らかな果実味を充分に感じられることです。
ブドウ畑は、6ヘクタール、60%は黒葡萄(ツヴァイゲルト、メルロー、ピノ・ノワール、ブラウフレンキッシュ)、40%は白葡萄(グリューナー・ヴェルトリーナー、ゲルバー・ムスカテラー)を生産。
ラベルやワインのネーミングに、女性ならではのセンスが感じられ、ファンシーでチャーミング。
また、蒸留所に関しては、ワイナリーと併設されており、母グレーテによって、ジン、シュナップス、ブランデーなどを生産しています。
庭や畑から取れた健康で熟したフルーツやハーブ、グレーテが選定したボタニカルを使用し、蒸留から瓶詰まで、グレーテにより行われています。
ワイン同様、決して派手ではなく、柔らかく、ボタニカルや果実の旨味を表現した極少量生産の女性によるクラフト蒸留酒を生産しています。
2020年のヴィンテージより、ドイツ・オーストリアなどを中心に農作物・食品のオーガニック認証を行っている機関 lacon の認証を取得。

(インポーター様資料より)

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