醸造方法
除梗をせずに圧搾を行い、ステンレスタンクにて野生酵母を使い3週間発酵。
ステンレスタンク、500L樽併用にて9ヶ月シュール・リー熟成。
SO2無添加。
残糖分:1.4g/l
ワイン情報
レモンやグレープフルーツなどの柑橘系果実や白い花、石灰、花崗岩由来のミネラル香、ほのかなぺトロール香も。
口中でもミネラルが顕著に感じられ、綺麗な酸味や柑橘系の果実味とともにバランスよく広がります。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
アルザスの北から13番目のグラン・クリュ“フランクシュタイン”を産する、小さい村のダンバッハ・ラ・ヴィルにドメーヌを構える家族経営の小さなドメーヌです。
フランクシュタインは、6億年以上前の優れた花崗岩を多く含む土壌構成となり、日当たりも良く恵まれた条件を持つグラン・クリュです。
第二次世界大戦争後より祖父のJoseph Frey(ジョセフ・フレイ)が瓶詰めを始め、息子Charles(シャルル)、そして孫であり現オーナーのDominique(ドミニク)へと伝統が引き継がれております。
ドメーヌのポリシーをワンフレーズで表現するなら『テロワールとワインを守る』とドミニクは語ります。
1997年よりエコセールに従い有機栽培を始め現在はビオディナミに変更しました。
植物、土壌、月などの緊密な関係に対し植物性、動物性、ミネラル性の成分で造られた※プレパラシオンを使用しております。
このプレパラシオンは播種暦に従い特別なリズムで必要の際にだけ使用しており、テロワールの生物学的なバランスを保ち、収穫された葡萄の味がそのままワインの味になるよう努め、上品で複雑な味わいのワインを産み出しております。
※プレパラシオン
ビオディナミでは化学薬品や化学肥料を使いませんが「プレパラシオン」と呼ばれる調合物が畑に散布されます。
自然の草花や鉱物を牛糞を合わせて牛の角(メス限定)に詰め、土の中に半年ほど寝かせたものなどを使用します。
プレパラシオン使用のタイミングや農作業、剪定の日などは月が黄道十二宮のどこを通過するかや、地球の公転面など天地占星的な要素を取り入れた播種暦(通称ビオカレンダー)に基づいて行われます。
◎Les bonnes adresses du vin bioにて最高評価獲得
フランスのビオ(ロジック・ディナミ)のワイン造りを22年にわたり見続けてきた、ジャーナリストのジャン・マルク・カリテが隔年で発行するビオ(ロジック・ディナミ)ワイン生産者とそのワインをまとめたガイド誌Les bonnes adresses du vin bio(レ・ボンヌ・アドレス・デュ・ヴァン・ビオ)の2006~2008年度版にて、最高評価であるハートマーク4つを獲得しました(掲載は2004ヴィンテージ)。
[掲載文章抜粋]
輝きのある淡い黄色。口中では花、特にサンザシの風味が広がり余韻にミネラル。
非常にバランスがよく花やフルーツ系の綺麗なリースリング。注目すべきワイン。
◎Guide Dussert-Gerber Vins de Franceにて高評価
フランスワイン・ガイド誌Guide Dussert-Gerber Vins de France 2006(ギド・デュセール・ジュルベール・ヴァン・ド・フランス)では五つ星中四つ星獲得の高評価を得ております。
(インポーター様資料より)