醸造方法
ローム質シルト、下層土は赤褐色の粘土質
9月2週目頃手摘み収穫、除梗せずプレス。
ステンレスタンクで自生酵母によるアルコール発酵。
翌春までそのまま10か月熟成し、コルテーゼの冷蔵保存のモストを加えて瓶内熟成。
ノンフィルター、無清澄。
瓶詰め時に微量のSO2を添加。
ワイン情報
淡い麦藁色。
ライム、リンゴ、ミモザを想起させるフルーティーでフローラルなアロマ。
軽いが華奢ではない骨格、酸と発泡のバランスが心地よい飲みやすさをもたらす。
食前酒として。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
1982年、ウベルト・フィオーリはロンバルディア州のオルトレポ・パヴェーゼ西部にあるトラッツァ・コステ近くにワイナリーと隣接する土地を購入。
この地の伝統を受け継ぐブドウで、自家用のワインを造っていた。
2015年に彼の息子アレッサンドロとフェデリコが引継ぎ、大きな情熱を以って販売に向けたワインの醸造を開始。
何よりも、自然のリズムと調和した健全な農業を行うことで自分たちが住む土地を尊重している。
こうして情熱と実験に満ちたVNAの冒険が始まった。
彼らはこの土地を最新の土壌モニタリング技術を用いて地図化しており、平方メートル単位でどんな作業をすべきなのかを把握。
畑では天然由来のもののみ使用。薬剤師でもあるフェデリコはハーブを多用し病害などに対応。
許される唯一の添加物は、瓶詰め時にワインを保護するためのSO2数mg/Lのみ。
彼らは、最新の技術を取り入れつつも、最高のイノベーションとは結局のところ伝統を尊重することだと固く信じている。
(インポーター様資料より)