PAPANAPATOR / パパナパトー 2021

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醸造方法

使用しているシラーは、近くの町・グレサックのドメーヌから購入したものです。
収穫間際に気温が下がったことから、糖分が少し抑えられたブドウになっています。
シラーを除梗し、7日間のマセラシオンしています。
昨年と同様にタンクでのみ熟成しています。(一昨年のミレジムは一部樽熟成)
今回はロリータもお気に入りの軽いパパナパトーに仕上がりました。

ワイン情報

ロリータがワイン造りを始めたばかりの頃、手動のプレス機がうまく使えず困っていました。
そこへワイン造り素人の父親がやってきて助言したところ偶然スムーズに作業が進んだと言います。
そして去り際に父親が「papa nʼa pas tort(パパナパトー=パパは間違いない)」と捨て台詞を吐いたことからワインの名前として採用されました。

このキュヴェは元々ミディアムボディの赤ですが、彼女は自分の直感を頼りに以前より軽めの赤を作ることに成功しました。
スパイシーで柔らかなタンニンがあり、ジューシーで冷涼感のあるシラー。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

ロリータはまだ若いですが、スター性を秘めた造り手です。
故郷のラングドックを出てパリのクラブなどでイベントの仕事をした後に農業学校で勉強しました。
卒業後はパリとカナダのワインショップ働いていたのですが、ナチュラルワインをお客さんに勧めているうちに、自分でも造ってみたいという気持ちがふつふつと湧き上がってきたと言います。
現在、ラングドックのナチュラルワインシーンで最も注目されている生産者の1人である彼女のワインは、すでにフランス国外でも人気になっています。

ローヌ南部に畑1ha(グルナッシュ0.4ha、シラー0.3ha、サンソー0.3ha)を所有していますが、足りない分はブドウを他の畑から購入してボリュームを増やしています。
2018年に1,800本、2019年に5,000本、2020年には8,000本になる予定です。
しかし、彼女は10,000本を超えることは絶対にしないと言います。
彼女の座右の銘は”start small, stay small”で自分の目の届く範囲でワイン造りをしたいということだと思います。

(インポーター様資料より)

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