KIFFE KIFFE / キフキフ 2021

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醸造方法

子供を出産した年であまり収穫に参加できなかった為、ワインがどうなるか予想がつきにくかったとロリータは言います。
最初はグルナッシュ・ノワールを使って以前造ったロリタックスのようなダイレクトプレスのワインを作りたかったのですが、ニコラの空圧式プレス機を初めて使用したところ、いつもの手動の木製プレス機とは違いかなり強い力で圧搾された為、果汁はブラン・ド・ノワールのように白くなりました。
だったらブラン・ド・ノワールにしてみようということで今回のキフキフは誕生しました。

ワイン情報

フランス語のスラングで「kif-kif(キフキフ)」は「ほぼ同じ」を意味し、動詞の「kiffer(キフェ)」は「好き」を意味します。
そこで彼女は2つを組み合わせてこのキュヴェの名前にしました。

生き生きとして、余韻が⻑い。
ブラインドテイスティングをすると、ロゼなのか白なのかわからない非常にユニークなキュヴェに仕上がりました。
間違いなく今年のベストセラーの一つと自信を持って言います。
還元がある為、飲む少し前に抜栓しておくことをオススメしています。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

ロリータはまだ若いですが、スター性を秘めた造り手です。
故郷のラングドックを出てパリのクラブなどでイベントの仕事をした後に農業学校で勉強しました。
卒業後はパリとカナダのワインショップ働いていたのですが、ナチュラルワインをお客さんに勧めているうちに、自分でも造ってみたいという気持ちがふつふつと湧き上がってきたと言います。
現在、ラングドックのナチュラルワインシーンで最も注目されている生産者の1人である彼女のワインは、すでにフランス国外でも人気になっています。

ローヌ南部に畑1ha(グルナッシュ0.4ha、シラー0.3ha、サンソー0.3ha)を所有していますが、足りない分はブドウを他の畑から購入してボリュームを増やしています。
2018年に1,800本、2019年に5,000本、2020年には8,000本になる予定です。
しかし、彼女は10,000本を超えることは絶対にしないと言います。
彼女の座右の銘は”start small, stay small”で自分の目の届く範囲でワイン造りをしたいということだと思います。

(インポーター様資料より)

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