UIVO CURTIDO / ウィヴォ・クルティド 2021

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醸造方法

全房でセメントタンクで4ヶ月マセラシオン。
1月末にプレス、タンクで再度寝かせ、2月末瓶詰め。
SO2無添加。

ワイン情報

土着品種が25種類以上混ざる混植単一区画の中から、モスカテルのみを選び4ヶ月マセラシオン。
過度な抽出感は一切なく、果皮の旨みを余すことなく詰め込んだエキス感に驚愕!

やや濁りのオレンジ色の外観。
夏みかんの様な爽やかな香り。
涼やかなミネラル感にキリっとした酸が心地よい!
ポートの産地ドウロで、こんなにも涼しげなオレンジがあるなんて。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

【幼いころからの夢を叶え、ついに独立】
幼い時から祖父が畑で作業するのを見ていたティアゴは、当時から明確にぶどう栽培、ワイン造りをしたいと強く思っていた!
普通の高校に行く傍ら、農業専門校を並行履修。
大学でも栽培・醸造、さらには農業エンジニアを勉強。
その後オレゴンで5年栽培・醸造経験を積み博士号を獲得。
満を持して、2007年にポルトガル・ドウロへ帰り、祖父母が大切に守ってきた畑を自社畑として復活させた!
フォリアス・デ・バコとは『バッカス神の楽しい宴』という意味。

【現代醸造技術を使い、伝統の足踏みも貫く】
人為的介入は最低限。多くの場合グラップ・アンティエールでラガール(ドウロの伝統的な桶)で軽く踏んだり、ほとんど破砕せずに醸造。
現代醸造技術の知識も思慮深く使いながら、伝統を大事にしている。
野生酵母のみを使い、赤はドウロの伝統の混植混醸。
単一畑になんと25品種以上が植えられている!

彼の畑はドウロのサブ・ゾーン、シマ・コルゴの最標(550m~700m)で、冷涼さのある場所。
最高標高で、ここはドウロなのにポルト造りが認められていないほど冷涼。
表土の浅いシスト土壌で石がごろごろした畑や、花崗岩質土壌も一部にあり、ドウロの中でも最も痩せた土壌。

自然をリスペクトする栽培方法を行うことで、地元の人からは高品質ワインは造れないと思われてきたこの環境でこそ、自分の造りたい、フレッシュで、土地のミネラルを感じられるワインが造れると確信。
信じた道を邁進している!

(インポーター様資料より)

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