RED GULL #3 / レッド・ガル #3

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醸造方法

樹齢13年の赤い流紋岩(火山岩の一種,マグマが結晶化したもの)、凝灰岩土壌のスタラ・オラ(南スロバキア)のオーガニックのぶどうを使用。
すべてのぶどうは手摘みで収穫、選果 後、丁寧に除梗し、破砕。
ペセツカ・レアンカは3~5日間スキンファーメント、フリーランジュースをステンレスタンクへ入れ、2週間ほど発酵。
次に短時間マセラシオンしたフランコフカに ペセツカ・レアンカを加え1週間ほど発酵させ、発酵途中にボトリング。
ボトル内で発酵が終わり、ペットナットとなる。
4~6カ月間の瓶内二次発酵。
ノンフィルター、ノンデゴルジュ、ノンド サージュ、酸化防止剤無添加。

ワイン情報

ややルビー色がかったサーモンピンクの色合いで昨年よりも薄め。
森の野苺、フランボワーズといった赤系果実にりんごやグレープフルーツの皮といった風味。
余韻の乳酸からのヤクルト感、にがよもぎ系の薬草リキュールを思わす苦みや余韻に旨みやブラウフレンキッシュからの優しい渋みが印象的。
泡は開栓後は強めですが、持続力は弱めです。
カジュアルに冷やして、ガブガブ飲みたいタイプ。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

スロバキア南西部、ニトラ地方・レヴィツェ地区。
シトノ火山の麓に、「チャイコフ」という古くからあ る小さな村がある。
祖父の代からこの村でワイン造りをしていた家に生まれたのが現オーナーのマレク・ウナーク。
村に古くからあった伝統のペセツカ・レアンカに、彼は並々ならぬこだわりを見せる。
社会主義時代に国際品種に取って代わられたが、彼の造る白ワインのほとんどはこの品種を使用する。
土壌はシトノ火山性の凝灰岩と安山岩の混成。
肝入りの美しいペセツカ・レアンカはこの土壌で育まれる。
畑の四方は森に囲まれ、トラクターなど重機が入れる道がないため、収穫を始め全てが手作業。
他ワイナリーのブドウ畑も周りになく、病害や農薬・化学肥料などの影響を受けることがない。
山脈から吹き降りてくる風がブドウの生育に最適で、各種薬剤の類を使用せずとも病害に晒されることはないという。
「テロワールを理解して理解して理解して、ボトルに詰める。良いワインを造るには人生を一つ賭けるだけじゃ足りない。3回分の人生が必要だ」
常に真摯に答える彼の口調と眼差しには、この地のテロワールと村伝統の品種ペセツカ・レアンカへの情熱、そして確かな自信に溢れている。

(インポーター様資料より)

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