Breg Cuvee Red / ブレグ・キュヴェ 赤 2017

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醸造方法

天然酵母仕様、50hlのオーク樽で30日醸す。
フレンチオーク(228L)と大樽オーク(25hl)で30ヶ月シュールリー。
ノンフィル、ノンコラ。

ワイン情報

ブラックチェリー、ミントなどの清々しいハーブ香。
タンニンは中程度で酸は豊か。
開けたては北の産地を思わせ、黒果実の奥に妖美なイメージがある。
開いてくると完熟果実が円やかなコクとなり、出汁や旨味のニュアンスが現れる。アフターの風味が伸びやかでエレガント。
抜栓して2ヶ月後(残量1/3以下)も、全く問題なく味わえる凄ワイン。
将来がとても楽しみ。

《おすすめの料理》
ヒレステーキ(赤ワインソース)、つけダレに揉み込んだ焼肉。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

元々、MAROFは45haの畑を所有していましたが、ウロスの代で半分以下の22haに減らしました。
自分たち家族が手塩に掛けられる畑の大きさは、そのぐらいの広さだとわかっているからです。
また、誰かのコピーをするのは嫌だとウロスは語りました。
模倣ワインが仮にベストセラーとなりお金持ちになったとしても、ちっとも嬉しくない!とのこと。
目に見えない魂や哲学などをワインとしてカタチにする(具現化する)という自己実現を目指しているので、そんな職人肌、芸術肌の彼からしたら、自分にしかできないことを、自分の造りたいものを!と言うシンプルな考えであるのも、ごく自然なことです。

この内陸のワイン産地では、白ワインの生産が大半を占めています。
そんな中、MAROFは赤ワインにも重きを置いていました。
試飲してみたところ、どれもエレガントでブルゴーニュの上級キュヴェに引けを取らない、スロヴェニアでは並外れたクオリティでした。
収穫は9月中旬から10月末に行われます。
圧搾までに選果(未熟果や腐敗果を取り除く作業)を2回します。
そこにも驚きました。
と言うのもスロヴェニアで選果をする生産者には出会ったことがなかったからです。
人件費が毎年5%の上昇で、経済成長を遂げているスロヴェニアでは、これ以上コストをかけてワインの価格を上げたくないと言うのです。
他ワイナリーが選果をしない理由は明白でした。
しかし、MAROFは多額の人件費をかけ、極上の粒のみを使用します。
そこに彼の醸造技術とパッションが合わさり、至高のワインとなるのです。

(インポーター様資料より)

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