醸造方法
2021ヴィンテージは2回目の収穫。
塩基性石灰石と粘土が混じり合った土壌。
手摘みで収穫したグルナッシュの全房+茎をオープントノー(600L)で発酵。
毎日、ピジャージュを行い、25日間のマセラシオン。
リユースの樽(225L)で約10日間の熟成。
無濾過・無清澄。
2021年7月25日ボトリング。
生産本数:295本。
ワイン情報
樹齢5年の最も若い畑のグルナッシュ100%の赤ワイン。
果実味があり、バルサミコのニュアンスを感じる赤ワイン。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
テヌータ・サイアーノは、マッジョーリ家の農業プロジェクトで、第二次世界大戦後、自給自足農業に専念する家族の共同体が住んでいたイタリア・エミリア=ロマーニャ州リミニ県のカソーネ地区に、2003年に最初の土地を購入して設立されました。
現在は約100ヘクタールの土地に広がっていますが、ぶどう畑は約8ヘクタールのみで、土地面積の約50%は手付かずの未開拓の森林で大自然の環境でワイン造りを行っています。
テヌータ・サイアーノは、当初から生物多様性の尊重と土壌と自然の再生バランスに基づいた管理を唯一の農法として採用し、ブドウの木、オリーブの木、季節の野菜畑、古代の果樹を合成化学物質を使用せずに、自然に栽培しています。
ぶどう畑は海抜約400メートルの高地にあり、塩基性チョークと粘土が混在する土壌です。
剪定から収穫まで、手作業で丁寧に管理されたぶどう畑は、ほとんどがコルドン式(垣根仕立て)です。約8ヘクタールの畑では、サンジョヴェーゼ、グレケット・ジェンティーレ、トレッビアーノ・ロマニョーロなど、土着品種を栽培しており、この地域の環境と土壌で健康に育つぶどうを栽培しています。
現在ぶどう畑及び醸造は、Alex Fulvi(アレックス・フルヴィ)が管理しており、2020年以降、私たちは、バイオダイナミック農法を採用しています。
「私たちは、自然の生命を刺激し、土壌の肥沃さをケアすることで自然との相乗効果を育むことを追求しています。
活力あるワイン、つまり、この土地の味わいのすべてを最もエネルギッシュな方法で伝えるワインを追求するのです。」
と、アレックスは語ります。
(インポーター様資料より)