醸造方法
原成岩(片麻岩の類縁石である Gföhler Gneiss)土壌。
リースリング、グリューナー・フェルトリーナー、ヴァイス・ブルグンダー、ゲルバー・ムスカテラー、ドナウリースリングの混醸です。
全ての品種の葡萄は一緒に手摘みで収穫され、除梗され、オーストリア産のオークで造られた発酵容器で温度調整なしで皮とともに2週間発酵させます。
その後、フリーラン・ジュースのみを500Lから1000Lの古い樽で春まで熟成させ、So2少量添加し、無清澄、無濾過で瓶詰めを行います。
酸度 6.2g/l
残糖度 0.7g/l
ワイン情報
異なった品種のブドウの組み合わせによる発酵により、個性豊かな素晴らしい白ワインが出来上がります。
華やかでフルーティでありながら、主軸にある酸とミネラルがワインのテクスチャーをしっかりと表しています。
バランスが良く、繊細なワインです。
モンブランとは「僕の白」という意味で、アルヴィン・ユルチッチが考えるナチュラルワインの在り方を表した一本です。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
ユルチッチ家は、ウィーンの西約70キロのカンプタール自然公園に囲まれたワインの街、ランゲンロイスにある古くから知られる醸造一家です。
ソンホフ醸造所は、1868年にユルチッチ家の所有となり、1972年に父ヨーゼフから経営を引き継いだユルチッチ3兄弟 (長男エルヴィンがぶどう畑、次男のパウルが醸造、三男のカールがマーケティング及び販売)の見事な連携により、今の成功に至ります。
ユルチッチ兄弟は、経営を引き継いだ1972年より無農薬栽培を始め、この地区で初めてステンレスタンクを導入するなど、常に新しい試みに挑戦し改革を遂げています。
彼らのワインは、優れたヴィンテージと素晴らしい地理的特徴により、国際的なプレスリリースで 高く評価され、称賛されています。
そして、現在はエルヴィンの息子アルヴィンが社長として世界中を飛び回っています。
”自然に帰る”というモットーにより建設された近代的なセラーテラスは最大限の効果で重力の原理を利用するため、4階建てにしています。
この計算された構造によって、健康で汚染されていない葡萄の取扱いを可能にしているのです。
フォークリフトトラックの使用により、葡萄は圧搾機の中に直接満たされます。
その後の全房を圧搾する技術により、葡萄のフルーティーさに関して言えば通常悪影響を及ぼすネガティブなタンニン、酸味、にごり成分、澱が完全に避けられます。
人工的な圧力とパンピングを避け、マストは澄ませるため圧搾機から真下に設置されている冷却された容器へと流します。
そこから12時間後、ポンプの使用は一切せず、発酵セラーへと到達します。
この短くステファニー & アルヴィン・ユルチッチ畑つながった経路、清潔でスピーディーな葡萄の処理によって、発酵前のワインを硫黄で処理する事が完全に避けられます。
ワイン醸造の過程で、熟成のためワインに必要な時間を与えるという重要な方針が実行されています。
この方針は最先端テクノロジーによってサポートされています。
(インポーター様資料より)