醸造方法
手摘みにて収穫。
ガメイ全房15日、カベルネ・ソーヴィニヨン除梗15日間のマセラシオン。
プヌマティックプレス6時間。ファイバータンク9ヶ月熟成。
SO2無添加。
ワイン情報
2021は湿度が高く、冷涼な日が続いた。
そのため、ベト病の被害にあい収量も少なく葡萄自体を熟させる事もとても困難な年であった。
しかし高い酸度を有したまま葡萄を熟させる事ができ、味わいも例年とは異なる個性のあるワインを造る事ができた。
力強い赤スグリの香りが特徴的だが、余韻に清涼感があり飲み疲れしない。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
当主のTomas とSidonieはお互いアルザス出身でトリベルはアルザス語で葡萄を意味する。
Tomasは元々大学で音楽の歴史についての研究をしていたが、2015年からワイン造りの道を志すようになった。
Sidonieは葡萄農家の娘であったためアルザスでの独立を考えていたが、本人の造りたい何も足さないヴァン・ナチュールのスタイルを両親から強く反対されアルザスでの独立を断念。
その時ロワールの多くのナチュラル生産者に会い、感銘を受けロワールに移り住む事を決断。
特にL’ange vinから強い影響をうけている。
夫婦二人で畑を探しながら他の生産者の元で修業を積み、2020年についにAnjouで自分達の理想とする4haの畑と醸造施設を購入。
畑は全てビオディナミで管理をし、今後も畑を増やしていく予定である。
(インポーター様資料より)