醸造方法
8月10日収穫
全房で空気圧式圧搾
15hlのステンレスタンクで発酵(マロラクティック発酵あり)
228Lの木樽で熟成
瓶詰め:2022年4月
SO2無添加
ワイン情報
9カーヴメンバーの一人ジョアキムがグルナッシュブランを主体とした2品種をアッサンブラージュし全房でプレス、15hlのステンレスタンクで発酵、228Lの木樽熟成しサンスフルで仕上げました。
グリーンイエロー色、りんごやドライフルーツ、火打石、ピーナッツの香り、プチプチとしたフレッシュなアタック、ドライで酸味がアクセントとなった豊かなミネラル、バランスの良い逸品です。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
南仏、バニュルス、ブルノの仲間の醸造所プロジェクトの一人、JOACHIM ROQUEジョアキム・ロックは1986年8月18日バニュルスの隣のコリウールの生まれ。
海の近くなのでお父様は漁師、そしてお母様のご実家が畑を持っておりましたが、ワイン造りはしないでブドウ栽培後協同組合に売っておりました。
その8.5haの畑は250mの標高に位置し、太陽が燦燦と注いでも、充分な酸味を残してくれます。
そこにはグルナッシュノワール、カリニャン、グルナッシュグリ、グルナッシュブラン、ムールヴェードルが植えられております。
ただブドウを栽培し協同組合に販売するという仕事でしたが、ブルノと出会い、自分でもワインが造れるかも?と、この共同醸造所の話を聞きヒラメキました。
最初は大きな規模でなく、0.6haのブドウだけビオに転向、少しづつなら出来るはずだ!と試す事にしたのです。
畑をビオに変えながら、2013年にブルノのスタジエ(見習い)として、しっかりと醸造を学びました。
そして2014年に独立。解らない時は直ぐにブルノに相談出来るという環境下、お陰様で自信がつきました。
そして2年目はもう少し増やしていこうと決意をしました。
こういう若い醸造家がどんどん美味しいワインを造ってくれると嬉しいですね。
ラベルは奥様の友人がCollioureコリウールの町を描いてくれました。
奥様Marieとの間に小さな男の子がいますが、きっとその子が大きくなってワイン造りを目指す頃には100%ビオになっているかもしれませんね。
味わいはブルノの子分と言っても良い位似ております。
最初はブルノ節が強いかもしれませんが、きっとどんどんジョアキムのカラーが出るのでしょう。
その日が今から待ち遠しいです。(2015.2.23第二回目訪問 新井順子)
(インポーター様資料より)