Le Chuise / レ・キューゼ

Italia Toscana / イタリア トスカーナ

レ・キューゼは、かつてビオンディ・サンティ家が所有していた区画の名称で、同家のブルネッロ・リセルヴァ用のブドウ栽培が行われていた特別な区画。ビオンディ・サンティ4代目当主タンクレディは、息子の5代目当主フランコと娘のフィオレッラにレ・キューゼを東西に分割して相続したが、フィオレッラの他界後、彼女の娘のシモネッタが東の区画の相続を受け、1990年、夫のニコロと共に新たにレ・キューゼとしてワイン造りをスタートさせた。現在は二人の息子、ロレンツォがブドウ栽培とワイン造りを行う。母木の選定(樹齢60-70年)は、ロレンツォの曽祖父にあたるタンクレディが行い、最高のサンジョヴェーゼ・グロッソと言われるB-BS11クローンを有すビオンディ・サンティ家以外では唯一の蔵元でもある。当初から農薬・化学肥料等の使用は一切行わず、温度管理は行うもののワイン造りは伝統的な手法によるもの。彼らのブルネッロ・リゼルヴァはブルネッロとしては最長熟成で、収穫後10年を経た後にリリースされる。

インポーター:37ワインズ

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